【現地レビュー】写真40枚で見る新型iPad Pro ── それはiPhone XSにもMacにも似ていない

手に取ると、まず画面が占める割合が大きくなったことに気づく。

11インチと12.9インチの2モデル。

角は丸く。iPhone Xに似ている。写真では、ベゼルの幅がよく分かる。

画面のピクセルはまったく見えない。

持った感じは驚くほど軽い。11インチモデルはわずか468グラム。

1つ、大きな変化はエッジが薄くなっていないこと。iPhone 5のように、エッジ部分まで同じ厚さを保っている。より｢プロフェッショナル｣な印象を与える。

背面には大きなカメラレンズ。iPhone XRに似ている。アンテナ線はiPhone 7のようだ。

｢Smart Connector｣は背面の下に移動。新しくなったSmart Keyboardとの接続に使われる。

大きな変化：アップルの独自規格だったLightning端子ではなく、USB-Cを採用。アップルの最新ノートPCと同様。

USB-CはLightning端子より大きい。

横向きで。

12.9インチのiPad Proはおそらくタブレットとして普通に使うには大きすぎる。デザイナーや大きな画面が必要な人向き。AirPodsのケースと比べてみた。

もちろん、12.9インチの画面は多くのコンテンツを表示できる。これは写真加工アプリのVSCO。

残念なこと：ヘッドホンジャックはない。USB-C - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタを使わなければならない。あるいはワイヤレスヘッドホン。

大きなiPhoneのようには見えない。

Face IDは横位置でも使える。新しいSmart Keyboard Folioを付けた新型iPad Pro。

Smart Keyboard Folioは大きく進化した。よりフラットになった。

強力な磁石で本体にくっつける。イベントであるアップルのスタッフがコツを教えてくれた。カメラの部分から先にくっつけると良い。

タイピングした感触も大きく進化していた。1分ほどタイピングすると、実際、MacBookより良いのではないかと思えた。キーの動きもスムーズ。写真では、ノートPCのように画面はほぼ垂直に。

傾きは2段階に調節でき、例えば、膝の上で使う時は少し傾けることができる。キーボードの磁石はかなり強力、外すときは力がいる。

横から。

もう1枚。本体を立てたポジション。

Smart Keyboard Folioのカラーはブラック。

キーボードはテクスチャーのある布のようなものでカバーされている。使い続けた時にどうなるかはまだ分からない。

別カット。

エスケープキーはない。矢印キー、あるいはショートカットキーを使う。

キーボード側の接続端子。

iPad専用デジタイザーペン｢Apple Pencil｣も新モデルが登場。マット仕上げになり、鉛筆らしい角がついた。lightningアダプタと保護キャップはなくなった。

筆者は絵は得意ではない。だが、筆圧の感度が素晴らしいことは分かる。

角がついたので、もう転がらない。

楽しい新機能もある。磁石で新型iPad Proにくっつき、充電とペアリングができる。

Smart Keyboard Folioを装着した時は、本体の上にくっつく。

磁石で簡単にくっつく。充電中にはアイコンが表示される。

Pencilがくっつく場所。

CPUなど内部もアップグレード。ARアプリも快適に。

DJにも。USB-Cはモニター接続にも使える。

カメラもつながる。

USB-Cでモニターと接続。

サイズと重量、ボタンとコネクタ。繰り返すが、ヘッドホンジャックはなくなった。

買うか？ 誰かが実際の使用レポートをアップするまで判断は難しい。1つ明らかなことは、価格がアップしたこと。

だが、高性能な｢コンピューター｣を手に入れることができる ── アップルは、そう呼ばれることを望んでいないとしても。