2018年型「トヨタ プリウスC」
Toyota
- 自動車情報サイトのアイシーカーズ・ドットコムは中古車に関する調査を実施した。
- 対象となったのは、2018年1月〜7月にかけて販売された1〜3年落ちの中古車400万台。
- その結果、最も早く買い手がつく中古車は「トヨタ プリウスC」と判明、2位には「テスラ モデルS」が続いた。
- 最も早く売れる中古車の上位5車は、すべていわゆるエコカーで、3車はハイブリッドカー、2車は電気自動車。
- 「特にプリウスのようなハイブリッドカーや電気自動車の性能は、消費者が当初抱いていたバッテリー寿命に対する懸念を払拭する一因となった。こうした認識の変化がこうした車の人気上昇を支えている」とアイシーカーズ・ドットコムのCEOフォン・リー氏は記した。
自動車情報サイトのアイシーカーズ・ドットコム(iSeeCars.com)は、中古車に関する調査を実施、最もお買い得な中古車を明らかにした。
さらに現在、中古車市場において最も早く売れる車と、逆に売れるまでに最も時間がかかる車も明らかにした。
調査は、2018年1月〜7月にかけて販売された1〜3年落ちの中古車400万台を対象に実施された。
その結果、現在、市場で最も早く売れる中古車は、2011年に販売が開始された小型ハイブリッドカー「トヨタ プリウスC(日本名:アクア)」と判明した。
また興味深いことに、最も早く売れる中古車の上位5車は、すべていわゆるエコカー、3車はハイブリッドカー、2車は電気自動車という結果となった。
「特にプリウスのようなハイブリッドカーや電気自動車の性能は、消費者が当初抱えていたバッテリー寿命に対する懸念を払拭する一因となった。そして、こうした認識の変化がこうした車の人気上昇を支えている」とアイシーカーズ・ドットコムのCEOフォン・リー(Phong Ly)氏は記した。
中古車全体で見た場合、買い手がつくまでにかかる期間は平均46.4日。一方、トヨタ・プリウスCは平均29.6日。2週間以上違う。
アイシーカーズ・ドットコムのデータをもとに、最も早く売れる中古車ベスト10を見てみよう。
10位 ヒュンダイ ベロスター ターボ:36.0日
Hyundai
9位 ホンダ アコード:35.5日
Hollis Johnson/Business Insider
8位 トヨタ カローラ:34.9日
Toyota
7位 ホンダ シビック:34.7日
Honda
6位 フォルクスワーゲン ゴルフR:34.4日
Volkswagen
5位 シボレー ボルト:34.3日
Chevrolet
4位 トヨタ プリウス:33.4日
Toyota
3位 BMW i3:33.4日
Miles Willis/Getty Images
2位 テスラ モデルS:32.4日
Bryan Logan/Business Insider
1位 トヨタ プリウスC:29.6日
Toyota
[原文:10 fastest-selling used cars in America]
(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)