イリノイ州マーフィーズボロで開かれた集会で、大勢の聴衆を前に演説するトランプ大統領(2018年10月27日)。
AP Photo/Andrew Harnik
- ハーバード大学と調査会社ハリス・インサイツ&アナリティクス(Harris Insights & Analytics)の世論調査によると、一部の共和党の登録有権者は、共和党よりもトランプ大統領を支持していることが分かった。
- 調査の結果、共和党の登録有権者の46%がトランプ大統領を支持すると回答した一方で、共和党そのものを支持していると回答したのは25%だった。
ハーバード大学とハリス・インサイツ&アナリティクスが10月に公表した世論調査の結果、一部の共和党の登録有権者は、共和党よりもトランプ大統領を支持していることが分かった。
10月26日~28日に1835人の登録有権者を対象に行われたこの調査で、共和党の登録有権者の46%がトランプ大統領を支持すると回答した。一方、共和党を支持すると回答したのは25%だった。
トランプ大統領と共和党の両方を支持すると回答したのは18%、どちらも支持しないと回答したのは9%だった。
11月6日の中間選挙では、上院、下院ともに共和党が多数派を維持できるかどうかが注目されている。
共和党陣営からは絶大な支持を集めるトランプ大統領。
ただ、中間選挙で共和党が敗北しても、自身に責任はないとの認識を示している。
[原文:Poll suggests Trump voters are more loyal to him than they are to the Republican Party]
(翻訳、編集:山口佳美)