Jacob Lund/Shutterstock
生産性アップの観点から、賢い選択の1つと言われる在宅ワーク。従業員の在宅ワークを認める企業が増える一方で、家で仕事をするのが向く人もいれば、そうでない人もいる。
筆者は10年近く家で仕事をしているが、正直、一般的なオフィス環境に戻ることは想像できない。
ただ、時間管理の面では、自分を監督する人間がいない分、気が散りやすくなる。全ての仕事をきちんと高い質で終わらせるかどうかは、わたし次第だ。
家で働くわたしが自分に課している5つのルールを紹介しよう。
1. スケジュールを決める
Shutterstock
ルーティンを変えられるのが、在宅ワークのメリットだと考えている人もいるかもしれない。事実、日中に歯医者さんの予約を入れたり、牛乳がないと思ったらすぐに買いに走ることもできる。ただ、わたしの場合、きちんとスケジュールを決めて働く方がいいことが分かった。
週末を含め、わたしは毎朝同じ時間に起きて(午前6時30分前後、7時前)、基本的に毎晩午後10時までにはベッドに入っている。
朝はまず、犬の散歩へ行く。その後、ジムで1時間を過ごし、家に帰ってきて、食事を作り、11時頃までには仕事にとりかかる。 昼休みは取らないが、もっといいことに時間を使っている……
2. 少なくとも1時間に1度はデスクを離れる
Ollyy / Shutterstock
定期的にデスクを立って離れることは、生産性の面でも、身体的な健康の面でも良いことが分かっている。わたしも少なくとも1時間に1度は立つように心がけている。そうすることで、足をストレッチして、血流をよくするだけでなく、キッチンへ行ってコーヒーを入れてくる間に低下してきた集中力を再び高め、与えられたプロジェクトに新たな気持ちで取り組むことができる。
1日に約4リットルほどの、大量の水も飲む。 トイレに行きたくなるので、これも少なくとも1時間に1度は自分を強制的に立たせることに役立っている。どんなことも役に立つ、でしょう?
4. 急を要するプロジェクトに取り組んでいる最中は、Eメールからログアウトする
Rawpixel.com/Shutterstock.com
受信トレイには常に新着メールが届くが、99%はメーリングリストのスパムやPR会社からのスパム、その他、開くこともなく削除するようなものばかりだ。言い換えれば、大半は重要なものでなく、時間的制約のあるものではない。
わたしは、重要な記事や文書を書いたり、編集しているときには、メールアカウントからログアウトし、メールの存在自体を忘れるようにしている。そうでないと、ニュースレターのリンクをクリックし、ひたすらネットをチェックし続けてしまう。
5. 時々のんびりする
Shutterstock
仕事は一生懸命しているし、締め切りは厳守、質の高いものを納めるようにしているが、自分のワークスタイルを理解しているし、一定のタスクをこなすのにどれだけの時間が必要かも分かっているので、他のことをする1、2時間の余裕が生まれることもある。
先に書いたように何かを買いに店へ走ったり、人と話したり(在宅ワークをしていると、何日も生きた人間と話すことがないことも)、クッキーを焼くこともできる。最終的にやるべきことはやるので、必死になり過ぎる必要はない。
[原文:I work from home — here are 6 ways I stay disciplined]
(翻訳、編集:山口佳美)