働く女性が増え、育休や時短制度などのサポート体制も整ってきたものの、「いつ産むか」「仕事と家庭の両立はどうしたらいいのか」といった悩みの声は尽きません。どうすれば自分らしいキャリアを築くことができるのか。理想の職場とは、どんな職場なのか。そのヒントは、実は自分の中にあるかもしれません。
このイベントでは、立教大学経営学部教授で、著書『女性の視点で見直す人材育成——だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる』が話題の中原淳氏と、子育て家庭への“インターン”などを手がけ、「両立不安」にモヤモヤする女性たちの声を現場で聞いてきたるスリール社長の堀江敦子氏に「働きやすい職場づくり」のための秘訣をうかがいます。
モデレーターはBusiness Insider Japan統括編集長で『働く女子と罪悪感』を2018年11月末に上梓する浜田敬子です。
お二人とのディスカッションや、参加者同士のトークタイムを通して「女性がハッピーな職場」の作り方、日々のモヤモヤの乗り越え方を一緒に考えましょう。その先には、男女や年代を問わない「働きやすい社会」が見えてくるはずです。
■イベント概要
- 日時:11月26日(月)19:00-21:30
- 場所:Book Lab Tokyo(東京都渋谷区道玄坂2丁目10-7 新大宗ビル1号館)
- 主催:Business Insider Japan編集部
第1部では、「働く女性が抱える悩みや不安」「組織はそことどう向き合うべきか」をテーマに、中原淳さんと堀江敦子さんがトークセッション。
第2部は、参加者同士が自身の抱える悩みや不安、感想を共有し、それを登壇者に投げかける双方向型のセッションを予定しています。
最後はネットワーキングの時間も予定しています。キャリアや職場にもやもやしている方、ぜひご参加をお待ちしています。明日へのヒントを持ち帰ってください。
■当日のプログラム
19:00〜20:00・第1部
・堀江さんプレゼン「女性の両立不安とは」
・中原先生プレゼン「女性視点で見直す人事」
・トークセッション20:00〜21:00・第2部
・グループで感想シェア
・登壇者とのQ&Aタイム21:00〜21:25
・ネットワーキング
・登壇者の本の紹介
■登壇者プロフィール
中原淳(立教大学経営学部教授)
立教大学経営学部ビジネスリーダーシッププログラム(BLP)主査、立教大学経営学部リーダーシップ研究所副所長などを兼任。博士(人間科学)。北海道旭川市生まれ。東京大学教育学部卒業、大阪大学大学院 人間科学研究科、メディア教育開発センター(現・放送大学)、米国・マサチューセッツ工科大学客員研究員、東京大学講師・准教授等を経て、2018年より現職。 「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している。 2018年夏に『女性の視点で見直す人材育成――だれもが働きやすい「最高の職場」をつくる 』を発行。
堀江敦子(スリール株式会社代表取締役/内閣府男女共同参画会議重点専門委員)
2007年日本女子大学社会福祉学科卒業。大手IT企業勤務を経て2010年、25歳で起業。 仕事と子育ての両立を体験するインターンシップ「ワーク&ライフ・インターン」の事業を展開。2014年、経済産業省「第5回キャリア教育アワード優秀賞」を受賞。 現在は、“子育てしながらキャリアアップできる人材と組織を育てる”をコンセプトに、企業向けに若手女性・復職社員・管理職向け研修を展開している。 内閣府、厚生労働省など複数行政委員を兼任。2015年日経ビジネス「チェンジメーカー10」、2018年第9回若者力大賞ユースリーダー賞に選出される。
浜田敬子(Business Insider Japan統括編集長):モデレーター
1989年に朝日新聞社に入社。1999年からAERA編集部。記者として女性の生き方や働く職場の問題、国際ニュースなどを中心に取材。2004年よりAERA副編集長。編集長代理を経て、AERA初の女性編集長に就任。2016年5月より朝日新聞社総合プロデュース室プロデューサーとして、「働く×子育てのこれからを考える」プロジェクト「WORKO!」や「働き方を考える」シンポジウムなどをプロデュース。 2017年4月より現職。「羽鳥慎一モーニングショー」や「サンデーモーニング」などのコメンテーターも務める。2018年11月26日、初の著書『働く女子と罪悪感』を発行。