アマゾン第2本社の建設地決定！ その1つ、ロングアイランドシティを歩いて理由を探ってみた

ロングアイランドシティはクイーンズ区の西端、地下鉄7系統、N系統、W系統、G系統が通り、交通の便が良い。地元の人の中には、2万5000人が新たにこの地区で働くことになると、すでに混雑している地下鉄がさらに混雑するのではないかと心配する人もいた。

出典：Business Insider

シティバンクがスポンサーのシェア自転車が並んでいた。

地下鉄でロングアイランドシティの北端にある36番街駅に向かった。

アストリア地区と接するこのエリアは静かな住宅街。一戸建て住宅や小さなアパートが並ぶ。

朝9時だったので、まだ多くの店は閉まっていたようだった。歩いてみると、地元の店がたくさんあり、たまに｢貸します｣という張り紙が窓に貼ってあった。

公共住宅も多い。

マンハッタンに近付くにつれて、工業エリアの雰囲気も出てきた。

オフィスに転用できそうな大きな空きビルや倉庫がたくさんあった。

さらに南に進むと新しい高層マンション。建設中のものもあった。

借り手を探しているオフィスも多かった。

ほぼブロックごとにあった。

ビルが建てられそうな場所もあった。

オフィス以外にもアパートの広告も多かった。HQ2で2万5000人が働くとなると住宅は重要。

さらに南に歩くとクイーンズボロ・プラザ駅に着いた。ここは地下鉄7系統、N系統、W系統が通っている。近くにも複数の系統が走っている。

線路の向こうには新しい建物や建設中の建物がたくさんあった。オフィスか住宅かは分からなかった。

ロングアイランドシティに拠点を置く企業は多い。シルバーカップスタジオや、

ジェットブルー航空、アルティスUSA。

出典：Chicago Business Journal

ブルーミングデールズ、ウーバー、リフト、ラルフ・ローレン、スティーブ・マデンなどもオフィスを構えている。

出典：Chicago Business Journal

オフィスの多くはクイーンズボロ・プラザ駅の南側、コートスクエア駅周辺にある。コートスクエア駅を通っているのは地下鉄7系統のみ。

ロングアイランドシティの南端、ブルックリンに近いウォーターフロントでも多数の開発が進んでいた。開発はオフィスよりも住宅がメイン。

出典：Curbed NY

ロングアイランドシティには、不動産開発が可能な広い土地、通勤手段など、アマゾンが求める多くのものが揃っていた。