次の大統領選に「間違いなく立候補する」? カリフォルニア州選出の37歳の民主党下院議員に注目が集まる

エリック・スウォルウェル氏

民主党のエリック・スウォルウェル下院議員。

AP Photo/Alex Brandon

  • アメリカの民主党エリック・スウォルウェル(Eric Swalwell)下院議員は、2020年の大統領選に立候補する考えのようだ。
  • 政治ニュースメディア「ポリティコ(Politico)」が関係者の話として、スウォルウェル氏は「間違いなく立候補する」と報じた後、スウォルウェル氏は政治専門紙「ザ・ヒル(The Hill)」に対し、それについては「まだ」何も発表することはないと語った。
  • スウォルウェル氏は37歳。トランプ大統領の年齢のほぼ半分だ。
  • 2020年の大統領選をめぐっては、民主党候補としてカマラ・ハリス(Kamala Harris)上院議員、エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)上院議員、クリス・マーフィー(Chris Murphy)上院議員、コリー・ブッカー(Cory Booker)上院議員の名前が最有力候補として挙がっているが、まだ誰も正式に発表していない。

民主党のエリック・スウォルウェル下院議員は、2020年の大統領選に立候補する考えのようだ。

カリフォルニア州選出のスウォルウェル氏に近い関係者が、「彼は間違いなく立候補する」とポリティコに語った

しかし、スウォルウェル氏は、ザ・ヒルに対し、それについては「まだ」何も発表することはないと語った

「母にポリティコに話すのは止めてくれって言ったんだ。冗談だよ。報道すべきニュースはない。まだ、ね」

スウォルウェル氏は37歳。トランプ大統領の年齢のほぼ半分だ。立候補すれば、近年で最も若い大統領候補になる。アメリカでは、大統領に立候補するには35歳以上でなければならない。

大統領選への立候補の推測を裏付けるかのように、スウォルウェル氏は今週、デモインで開かれるアジアン・アンド・ラティーノ・コアリション(Asian & Latino Coalition)とダビュークで開かれる民主党の集会に出席するため、アイオワ州を訪問する。

2018年の中間選挙の大半の結果が出揃い、民主党は下院の過半数を奪い返した。そして、2020年の大統領選で誰がトランプ大統領に挑むのか、憶測はすでに飛び交い始めている。

最有力候補として、カリフォルニア州選出のカマラ・ハリス上院議員、マサチューセッツ州選出のエリザベス・ウォーレン上院議員、コネティカット州選出のクリス・マーフィー上院議員、ニュージャージー州選出のコリー・ブッカー上院議員の名前が挙がっているが、まだ誰も正式に発表していない。

元副大統領のジョー・バイデン(Joe Biden)氏も立候補を検討している。そして、2016年の大統領選で民主党候補に立候補したバーニー・サンダース上院議員が再度、立候補するのではないかとの見方も強い。バイデン氏もサンダース氏も、立候補について明言していない。

テキサス州の上院選で共和党のテッド・クルーズ候補に負けたベト・オルーク(Beto O'Rourke)氏も、共和党支持者の多い州で素晴らしい戦いぶりを見せたことで、2020年の潜在的な候補と見なされている。オルーク氏は今週、複数のメディアに対し、2020年の大統領選に立候補する計画はないと話している。

[原文:'He's definitely running': California Democrat who is half Trump's age could be among first to announce for 2020]

(翻訳、編集:山口佳美)

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