シンガポール航空のエアバスA380。
AP
- シンガポール航空は、エアライン・レーティングスの「World's Best Airliners for 2019(世界の最も優れた航空会社 2019年版)」でNo.1に輝いた。
- 5年連続で1位だったニュージーランド航空を破ってのNo.1獲得。
- エアライン・レーティングスは、機体の使用年数、乗客の声、カスタマーサービス、財務状況など12の基準で航空各社を評価。
- ヨーロッパと北米の航空会社はランクインしなかった。
シンガポール航空は、エアラインレーティングス(AirlineRatings.com)の「World's Best Airliners for 2019(世界の最も優れた航空会社 2019年版)」でNo.1に輝いた。エアラインレーティングスが13日(現地時間)、毎年恒例の「Airline Excellence Awards」において発表した。
「シンガポール航空は多くの評価項目でNo.1となった。すばらしいパフォーマンスを誇っている」とエアラインレーティングスのCEO兼編集長、ジェフリー・トーマス(Geoffrey Thomas)氏は声明で述べた。
「数年にわたってシンガポール航空は極めて高いレベルを保ち、今、顧客へのイノベーション提供、最新鋭の機体によってNo.1の座を再び手にした」
決定にあたってはエアラインレーティングスの7人の編集者が、機体の使用年数、乗客の声、カスタマーサービス、スタッフ間の関係、新規投資、財務状況など、12の基準で航空各社を評価した。
シンガポール航空のNo.1獲得は、5年連続でNo.1を獲得していたニュージーランド航空を破っての栄誉。とはいえ、ニュージーランド航空も2位を獲得した。
エアラインレーティングの編集者は、シンガポール航空の素晴らしい機内サービスおよびボーイング787-10ドリームライナー、エアバスA350-900 ULRといった最新鋭機の導入を賞賛した。
加えて、新しい内装、運航の安全性、そして世界最長フライトとなるシンガポール - ニューヨーク間のノンストップ・フライトの再就航も高く評価した。
ヨーロッパと北米の航空会社はランクインしなかった。
エアラインレーティングスが選んだ、世界のベストエアラインを見てみよう。
10位 日本航空
Boeing
9位 キャセイパシフィック航空
Cathay Pacific
8位 エバー航空
Boeing
7位 全日本空輸(ANA)
REUTERS/Yuya Shino
6位 エミレーツ航空
Boeing
5位 ヴァージン・アトランティック航空
Virgin Australia
4位 カタール航空
REUTERS/Pascal Rossignol
3位 カンタス航空
Qantas
2位 ニュージーランド航空
Air New Zealand
1位 シンガポール航空
REUTERS/Jean Philippe Aries
[原文:The 10 best airlines in the world for 2019]
(翻訳、編集:増田隆幸)