Avery Hartmans/Business Insider
- Fitbit Versaは200ドルのスマートウォッチ。
- Apple Watchは、長らくスマートウォッチのリーダー的存在だが、代わりにFitbit Versaを選ぶ理由はたくさんある。
- Fitbit Versaを選ぶべき7つの理由を見てみよう。
最近、スマートウォッチ選びはシンプルなプロセスではなくなっている。
一方にはApple Watchがある。誰もが認めるスマートウォッチのリーダー的存在であり、世界で最も売れている腕時計。
そして一方には、多様なプラットフォームで動く、あらゆる価格帯のさまざまなスマートウォッチがある。GoogleのWear OSで動く製品はたくさんあり、またGarminやサムスンの頑丈な製品もある。
そして最近、新たなスマートウォッチが登場した。Fitbit Versaだ。
Fitbit VersaはApple Watchの真の競合と言える。製品そのものも優れている。
Apple Watchが大人気な理由はたくさんあるが、Fitbit Versaを選ぶ理由は以下の7つ、見てみよう。
1. Fitbit VersaはApple Watchよりもかなり安い。
Fitbit
Fitbit Versaは200ドル、一方、Apple Watch Series 4は399ドルから。
2. Fitbit VersaはApple Watchよりも小さい。
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Fitbit Versaは幅24mm、高さ24mm、販売中の一番小さなApple Watch(幅38.6mm、高さ33.3mm)より小さい。
小さいことはあらゆる人にとって重要なことではないかもしれない。だがFitbit Versaは女性の手首によりフィットする。
3. Fitbit VersaはApple Watchよりもバッテリーが長持ち。
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Fitbitによると、Versaのバッテリーは最大4日間以上持つ。私が試した限りでは、90%の充電でほぼ5日間、使うことができた。
一方、Apple Watchは約18時間。
4. Fitbit VersaはApple Watchよりアプリが少ない。
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Fitbit Versaは搭載アプリが少ない。メッセージ、メール、ソーシャル関連のアプリなどはない。代わりに、スターバックス、天気、瞑想関連のアプリなどが入っている。
GmailやTwitterに対応した選択肢もない。つまり、頻ぱんに通知が来たり、手首の振動で気を逸らされたりすることはない。
一方、アップルも徐々に搭載するアプリを減らしている。サードパーティーもアプリの提供を中止している。しかし、iMessagesやメールを受け取る選択肢はある。
もちろん個人的な好みだが、私にとってはスマートウォッチのアプリは少なければ少ないほど良い。
5. Fitbit Versaは月経のサイクルを記録できる。
Fitbit
Fitbitによると、女性の健康状態を記録することはFitbitユーザーから最もリクエストのあった機能の1つ。生理や月経のサイクルを記録できる。
アップルは同様のサービスを提供していない。
6. Fitbit Versaは睡眠時間を記録できる。
Fitbit
Fitbitには睡眠ステージと呼ばれる機能があり、夜、付けて寝ると睡眠状態を記録できる。また睡眠のスケジュールを設定したり、起床時間を記録したり、平均睡眠時間を確認できる。
Apple Watchにも睡眠を記録するサードパーティー製アプリはあるが、アップルは睡眠にフォーカスしたアプリを作っていない。
7. Fitbit VersaはSpO2センサーを搭載、いずれは睡眠時無呼吸などを記録できるようになるかもしれない。
Fitbit
Fitbit Versaと昨年発売されたFitbit Ionicは酸素飽和度を測定するSpO2センサーを搭載している。まだ睡眠時無呼吸などを記録することはできないが、可能性はある。
Apple Watch Series 4は、心拍数センサーや電気心拍センサーといった多くのセンサーを搭載しているが、SpO2センサーはまだ搭載していない。
[原文:8 reasons you should buy Fitbit's $150 smartwatch instead of an Apple Watch]
(翻訳:一柳優心、編集:増田隆幸)