ドーナツのダンキン幹部が明かす、ロボットを使って客の注文を取ることを目指す理由

注文方法の説明

ダンキン・ドーナツはテクノロジーを使って、クルーと客、両者にとって注文をより簡単にしようと取り組んでいる。

Business Insider/Jessica Tyler

  • ダンキン・ドーナツ(Dunkin' Donuts)は、ブランド名から「ドーナツ」を外して「ダンキン」として再ブランディングしようとしている。そして、その過程で店舗にはいくつかの大きな変化がもたらされている。
  • ダンキンは、自社のイノベーション・ラボで新たなテクノロジーを試していて、クルーの仕事をよりシンプルにするためにモバイル注文に力を注いでいる。
  • ダンキン・ブランドの戦略イニシアチブ担当のバイスプレジデント、ダン・ウィーラー(Dan Wheeler)氏は、客が「ロボットを通じて注文し、人間がコーヒーを作れるように」しなくてはならないと語った。

ドーナツで知られるダンキンがアメリカ国内の新店舗と既存店舗で再ブランド化を進める中、同社の幹部は自動化を取り入れることに恐れはないと言う。

「ダンキン・ドーナツ」から「ダンキン」へ名前を変えることに始まったこの再ブランド化には、水出しコーヒーや新たなエスプレッソ・マシーン、モバイル注文といった新たな呼び物も含まれている。

ダンキンでは、どんな変更も店舗で導入する前に、マサチューセッツ州クインシーにある最初の「未来の店舗」に併設されたイノベーション・ラボで試している。イノベーション・ラボは、ダンキンがセルフサービスの水出しコーヒーのタップや注文・受け取りロッカー、客の性別、年齢、雰囲気に基づいてオススメを提案するAI(人工知能)技術などをテストしている場所だ。

ダンキン・ブランドの戦略イニシアチブ担当のバイスプレジデント、ダン・ウィーラー氏は最近、ダンキンはその再ブランド化を続ける中で自動化を避けるつもりはないと語っている。

ウィーラー氏は、客が「ロボットを通じて注文し、人間がコーヒーを作れるように」しなくてはならないと言い、ダンキンが開発中の注文オプションを強調。自動化を注文に取り入れることで、クルーはコーヒーやフードの用意に集中できると同氏は説明した。

ダンキンはまた、客がどこでも、いつでも、どんな端末からでも注文ができるようにしたいのだという。同社のモバイル・アプリに加え、客はWazeやグーグル・アシスタント(Google Assistant)、アマゾン・アレクサ(Amazon Alexa)から数分以内に注文できる。

「レストランの主要な特徴として、わたしたちはモバイル注文・支払い対応のレストランを作っている。ここから向かおうとしている未来にワクワクしている」と、同社CEOのデビッド・ホフマン(David Hoffmann)氏は11月下旬、報道陣に語った。

店内の様子

Business Insider/Jessica Tyler

同社はまた、客の性別を認識し、男女別の人気商品のデータに基づき、オススメを提案するデバイスなど、複数のAI端末もテストしている。顔の表情から性別、年齢、雰囲気を認識する製品も試験中だという。

どちらのデバイスもものすごく精度が高いというわけではないが、いつの日か端末が客の好みを予想し、注文を取れるようになり、バリスタはコーヒー作りに専念できるようになることを目指している。

[原文:Dunkin' execs reveal why they want customers to 'order through a robot' in the near future (DNKN)]

(翻訳、編集:山口佳美)

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