iPhone、下取り額のアップは販売低迷のサインなのか

iPhone XRとXS

Business Insider

  • 米アップルは新型iPhoneを購入するユーザーを対象に、古いiPhoneの下取り価格を最大100ドル増額している。
  • 例えば、iPhone 6Sを下取りに出せば、通常の下取り価格100ドルにさらに100ドル上乗せされ、200ドル安く新型iPhoneを購入できる。
  • このプログラムは、新型iPhoneの販売台数の伸び悩みが報じられている最中に始まった。

新しいiPhoneの販売台数は伸び悩んでいると言われているが、一方でアップル幹部が「iPhone XRはベストセラー」と語ったとも報じられた。

そんな中、米アップルは期間限定で、下取りプログラム「Apple Giveback」の下取り価格を最大100ドル増額している。iPhone 6、6 Plus、6Sを使っている人にとっては良い話。下取り価格が通常の2倍になる。

留意すべき点が1つだけある。

通常の下取りプログラムとは違い、下取り額相当のギフトカードをもらうことはできず、下取り額は新しいiPhoneの支払いにしか使うことができない。

マッシャブル(Mashable)がこのプログラムについて最初に報じた。

下取り価格増額キャンペーン

Apple

こうした取り組みも、新型iPhoneの売り上げが伸び悩んでいることを示す、明確なサインのように思える。

11月はじめ、アップルは今後の決算報告でiPhoneをはじめとする製品の販売台数を開示しないと発表した。投資家たちはこの動きを新型iPhoneの販売が芳しくないことの証と捉えた。

ウォール・ストリート・ジャーナルもまた、アップルは需要の低迷を理由にiPhone全モデルの生産台数を削減したと報じた。

さらにiPhoneの受託生産最大手である台湾企業フォックスコンは、社内メモに来年は「非常に難しい、厳しい年になる」と記し、200億元(約3260億ドル)の経費削減を目指しているとブルームバーグは伝えた。

とはいえ、新型iPhoneの需要の低迷は、購入を検討している人にとっては朗報だ、少なくともしばらくの間は。

iPhone 7 PlusやiPhone 8を下取りに出せば、新型iPhoneを300ドル安く購入できる。

[原文:Apple wants more iPhone owners to upgrade to the XR and XS — and it just unveiled a new promotion in time for the holidays (AAPL)

(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)

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