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女性が政府のトップに就くことを「非常に良い」と考えるアメリカ人は52%…… 日本の結果は?

ギリブランド議員、ハリス議員

2020年の大統領選に立候補するのではないかと囁かれている、民主党のカーステン・ギリブランド上院議員とカマラ・ハリス議員。

Michael Kovac/Getty Images

  • コンサルティング会社カンター・パブリック(Kantar Public)が今週公表した最新レポートによると、アメリカ人の半数以上が女性の最高司令官(つまり大統領)の誕生について「非常に心地良く」感じていることが分かった。
  • その割合はイギリス、カナダに次いで、G7の中で3番目に多い。

コンサルティング会社カンター・パブリックが今週公表した最新レポートによると、アメリカ人の半数以上が女性最高司令官(つまり大統領)の誕生について「非常に心地良く」感じていることが分かった。

レポートによると、52%が政府のトップに女性が就くことを「非常に心地良く」感じると言い、63%が大手企業のCEOに女性が就くことを同様に感じていることが分かった。

この「レイキャビク・インデックス・フォー・リーダーシップ(Reykjavik Index for Leadership)」は、G7の参加国である先進7カ国の1万人を対象に、女性リーダーに対する世論を調査、100点満点で評価したものだ。「100というスコアは、その社会で男女が等しく全てのセクターのトップにふさわしいと考えられていることを意味する」とレポートは説明している。アメリカは70点で、G7の中では3位だ。

イギリスとカナダはともに、女性の政治リーダーシップにより寛容なようだ。イギリスでは調査対象者の58%、カナダでは57%が政府のトップに女性が就くことを「非常に心地良く」感じると回答している。反対に、「非常に心地良く」感じるとの回答率が最も低かったのは、ドイツ(26%)と日本(23%)だ。

アメリカでは、民主党を中心に女性で公職に立候補、当選している人数はこれまでになく多い。そして、上院議員のエリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren)氏、エイミー・クロブチャー(Amy Klobuchar)氏、カーステン・ギリブランド(Kristen Gillbrand)氏を含む複数の女性政治家が、2020年の大統領選の民主党候補に立候補する可能性がある

彼女のたちの中には、権力を追求する中で、女性であることは壁というより1つの特性だと言う者もいる。

「今こそ女性がワシントンへ行って、壊れた政府を直すときだ。そこにはトップに就く女性も含まれる」と、ウォーレン氏は9月、支持者に語った。「約束します。11月6日(中間選挙)の後、大統領選への立候補をじっくり検討すると」

[原文:Just 52% of Americans are 'very comfortable' with a woman as president]

(翻訳、編集:山口佳美)

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