ゲイツ、べゾス、マスクが考える、誰もが読むべき15冊の本
アマゾンのジェフ・べゾス、マイクロソフトのビル・ゲイツ、テスラのイーロン・マスクのような大物のビリオネアにとって、本は欠かせないものだ。
彼らは数年にわたり、イノベーションに対するアプローチからビジネスの手法まで、自身の世界観に影響を与えたいくつかの本を紹介してきた。
彼らが全ての人に勧める15冊を紹介しよう。
著名な科学者たちがお薦めする、誰もが読むべき12冊の本
ベッド脇のテーブルに置かれた本を見れば、その人がどんなことを考えているのかが分かる。そして多くの有名かつ成功した科学者たちは、自身の専門分野を超えてあらゆる題材について本を読む時間を取っている。
Business Insiderでは、ウェブ上で確認できる過去の発言や個人のブログ、時には直接本人に聞くなどして、人気科学者ビル・ナイ(Bill Nye)氏や外科医から作家に転身したシッダールタ・ムカジー(Siddhartha Mukherjee) 氏、研究のために世界中を回るジェーン・グドール(Jane Goodall)氏といった有名科学者たちがお薦めする本のリストをまとめた。
才気あふれる科学者たちが“読むべき”と考える12冊は以下のとおり。
殺伐とした企業カルチャーを変えるために、マイクロソフトCEOが幹部に勧めた1冊
サティア・ナデラが2014年にCEOに就任した時、マイクロソフトは幹部の間に敵対心や内輪もめ、裏切りのカルチャーがあることで知られていた。
この状況を変えようと、ナデラは経営幹部たちに心理学者マーシャル・B・ローゼンバーグの書籍『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法 (原題:Nonviolent Communication)』を読ませた。最初の幹部会議で全員に1冊ずつ手渡したのだ。
最も重要な3点は以下のとおり。
時価総額約4100億円、Box創業者が薦める“誰もが読むべき2冊”
法人向けファイル共有サービスBoxのCEOアーロン・レヴィ(Aaron Levie)はクラウドサービスで富を築いた。だが33歳の彼は今も読書の時間を確保している。
Boxは従業員数1960名、年間売上高5億ドル(約550億円)、時価総額37億5000万ドル(約4100億円)。
レヴィはエンタープライズ・テック業界で最も面白いCEOとして広く知られており、彼の本のチョイスが極めて真面目なものだとしても驚きはない。
8月に開催された年次イベントBoxWorksに登壇したレヴィは、誰もが読むべき本として以下の2冊をあげた。
脳が変わる ── 神経外科医が勧める、人生を変える読書
子どもの頃も医学生の頃も、勉強に必要な本以外はほとんど読まなかった。私は忍耐力がなく、医学書以外の本を読むことは、時間の無駄に思えた。
しかし、開業しようとしたときにマネージメント、プランニング、人事、経理、リーダーシップに関する本を読み漁った。
そしてビジネス書を読み続けているうちに、 伝記やフィクションにも手を伸ばすようになり、最後には何かに必要だから読むという“縛り”から抜け出した。
神経外科医として、読書が神経レベルで自分に与えた影響を知りたくなった。思考プロセス全体に影響を与えたことは明らか——だが、脳の“構造”にも影響を与えたのではないだろうか。
研究の結果、以下のことが分かった。