フェイスブックのCEOマーク・ザッカーバーグ氏とアップルのCEOティム・クック氏。
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- わずか3カ月前、アップルの株価は過去最高値を付け、時価総額は1兆ドルを超えた。
- だが2018年10月以降、株価は急落。同社の時価総額は約4450億ドル(約48兆円)が消失した。
- この額はフェイスブックの時価総額を上回る。
アップルの株価は2018年10月に過去最高値を付けて以来、急落している。
また2019年1月2日(現地時間)に同社CEOのティム・クック氏が2018年10月〜12月期売上高の下方修正を発表したことを受けて、翌3日には株価はさらに9.96%下落した。
わずか3カ月前、アップルの株価は過去最高値を付け、時価総額は1兆ドルを超えた。
だが同社の株価は10月3日に232.07ドルを記録し、時価総額が1兆1200億ドルとなって以来、急落。1月3日の終値は142.19ドル、時価総額は6747億5000万ドルとなり、10月から比べると、約4450億ドル(約48兆円)が消失した。
4450億ドルという金額は、フェイスブックの時価総額(約3800億ドル)をはるかに上回る金額。またイラン、オーストリア、ノルウェイなどのGDPを上回っている。
ここ3カ月のアップルの株価推移
Macrotrends
アップルの時価総額は現在、マイクロソフト、アマゾン、そしてグーグルの親会社アルファベットにも抜かれ、世界4位となっている。
(翻訳、編集:増田隆幸)