まさに食べ放題? 1日に200個以上の焼き立てパンを作る最新ロボットが登場

「ブレッドボット」で作ったパン

ウィルキンソン・ベーキング・カンパニーの「ブレッドボット」で作ったパン。

Wilkinson Baking Company

  • 「ブレッドボット(BreadBot)」という新たなロボットは、驚くようなパン作りの能力を持っているようだ。開発した企業によると、1時間で10個、1日で200個以上のローフパンをほぼ人間の介入なしで作ることができるという。
  • もしあなたが何百人も養っているのでなければ、ブレッドボットは必要ないかもしれない —— ブレッドボットは、スーパーマーケットのパンの製造・販売モデルを破壊することを目指している。
  • ブレッドボットを開発したウィルキンソン・ベーキング・カンパニー(Wilkinson Baking company)は6日(現地時間)、アメリカのラスベガスで開催中の世界最大の家電見本市「コンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)」に先駆けてこのロボットを発表した。

焼き立てのパンは美味しい。

だが、焼き立てのパン以上に美味しいパンとはどんなパンなのだろうか? その答えは、ロボットが6分ごとに、マジックのように焼き上げるローフパンだ。必要なのは、小麦粉、イースト、水だけ。

これが ラスベガスで開催中のコンシューマー・エレクトロニクス・ショー(CES)に先駆けて、ウィルキンソン・ベーキング・カンパニーが発表した新製品「ブレッドボット」だ。

ブレッドボットは一般的なホームベーカリーではない。紹介しよう。


ブレッドボットにできること

ブレッドボット

Wilkinson Baking Company

ブレッドボットがあれば、それだけで自動でパンが製造できる。焼き立てのパンを1日中作り続けることが可能だ。

最初のパンが焼き上がるまでに約90分。1時間に10個のローフパンを作ることができるという。

クリーニングに30分、材料を補充する時間も必要になるが、それでもブレッドボットは毎日200個以上の焼き立てのローフパンを製造できる。

とんでもない量だ!


焼きあがったローフパンは、1つずつ大きな自動販売機のような場所へ

焼きあがったローフパン

Engadget/YouTube

材料を混ぜ、生地を練り、発酵させ、焼き上げた後、完成したパンは専用のエリアに運ばれ、ユーザーはそこから好きなパンを選ぶことができる。

今どきのテクノロジーらしく、ブレッドボットにもタッチパネルがついていて、それぞれのパンについて、いつ焼き上がったのか、どんな種類のパンなのかといった詳しい情報が表示される。


ユーザーはブレッドボットから直接、好きなパンを取ることができる

パンを選び取る人

Wilkinson Baking Company


パンの製造に専念させることも可能

複数のブレッドボット

店のバックヤードで稼働する、複数のブレッドボット。

Wilkinson Baking Company

どんなに美味しいパンでも、毎日200個以上のローフパンは誰にとっても多すぎるかもしれない。

実際、ブレッドボットは(残念ながら)スーパーマーケットのツールとして使われることが想定されている。

プレスリリースには「ブレッドボットを使えば、小売業者はコストの高い既存の流通プロセスを経る必要がなくなり、利益率を大幅に上げることができるだろう」とあり、「消費者の関心を高め、従業員の生産性を最大化させることにも役立つ」と書かれている。

ウィルキンソン・ベーキング・カンパニーは、ブレッドボットが消費者の目の前で直接使われるケースと、店のバックヤードで従業員によってパンの製造手段として使われるケースの両方を想定している。だが、スーパーの総菜部門でサンドイッチを作るために使用される可能性の方が高そうだ。


ブレッドボットは近い将来、あなたの近くの店に導入されるかもしれない……

粉

水と混ぜて生地にする前の、小麦粉などの材料が確認できる。

Engadget/YouTube


マジックのようなロボットが動いている様子(動画)はこちら:

[原文:A new robot promises to make the dream of oven-fresh bread every 6 minutes a reality]

(翻訳、編集:山口佳美)

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