メルセデス・ベンツ・スタジアム。
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- いよいよ明日、現地時間2月3日(日本時間4日朝)、第53回スーパーボウルがメルセデス・ベンツ・スタジアムで開催される。NFLで最も洗練されたアリーナのひとつ。
- アトランタ中心部に位置するスタジアムは総工費15億ドル(約1600億円)、2017年8月26日にオープンした。
- 開閉式の屋根、美しいラウンジ、フットボール・フィールドと同じ幅のバー、そしてアトランタの美しい街並みを楽しむことができる。
ジョージア・ドーム ── アトランタ・ファルコンズの以前の本拠地は、わずか築25年で取り壊された。
ファルコンズは2017年のシーズンを迎えるにあたって、本拠地を新たに建設されたメルセデス・ベンツ・スタジアムに移した。総工費15億ドル(約1600億円)、開閉式の屋根を備えた素晴らしいスタジアムだ。巨大な金属の折り紙のような外観は、これまでのNFLのスタジアムとはまったく違っている。
素晴らしいスタジアムを見てみよう。
ジョージア・ドームは爆破解体された。オープンは1992年。
メルセデス・ベンツ・スタジアムはアトランタ中心部にある。すぐ隣はかつてジョージア・ドームがあった場所、現在は駐車場になっている。
AP Photo/Mike Stewart, File
スタジアム外観。周辺にはファンプラザ、ソーラーパネル、EV充電ステーションのある駐車場。
地面から屋根まで続く窓。
Robin Alam/Icon Sportswire via Getty Images
従来のものとはまったく違う開閉式の屋根は、花ように開く。古代ローマの神殿に設けられたオクルス(円形の天窓)から発想を得た。
屋根が開いたところ。
Kevin C. Cox/Getty Images
閉じた状態。
Ric Tapia/Icon Sportswire via Getty Images)
時々、さまざまな色のライトがつく。
Robbie Jay Barratt - AMA/Getty Images
スタジアムの外から中へ。
巨大な窓からアトランタの中心部が見える。
Robin Alam/Icon Sportswire via Getty Images
特に素晴らしいのは360度全方向から眺められる高画質ビデオボード「halo」。
ファルコンズの試合前のビデオボード。
Kevin C. Cox/Getty Images
珍しい縦型のビデオスクリーンもある。シートとシートの間には小さなスクリーンもある。
Kevin C. Cox/Getty Image
チャンピオンズ・ラウンジはファルコンズのベンチのすぐ後ろ、目の前にはフィールドが広がる。
100ヤード・バーはフィールドと同じ幅。床にはヤードマークとハッシュマーク。
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他にオープンエアーのラウンジもあり、フィールドを見下ろすことができる。
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特別室。
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開放的なコンコース、フィールドを見下ろすことができ、大事な瞬間を見逃すことはない。
もちろん、スタジアムは他のイベントにも使われる。コンサートの様子。
John Shearer/TAS18/Getty Images for TAS
2020年にはカレッジ・バスケットボールの準決勝が行われる。
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メジャーリーグサッカー、アトランタ・ユナイテッドFCの試合も。
Kevin C. Cox/Getty Images
アトランタ・ユナイテッドは2018年のMLSカップで優勝、リーグ加入わずか2年目のシーズンだった。同年、メルセデス・ベンツ・スタジアムでの観客動員数は、MLSの数々の記録を塗り替えた。
Kevin C. Cox/Getty Images
矢印の部分のパネルを下げ、スタジアム上部のシートを隠すことができる。入場者が少ないイベントの際に有効。他のスタジアムのように、布で空席をカバーする方法よりもはるかにスマート。
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メルセデス・ベンツ・スタジアムはナイトゲームでそのポテンシャルを最大限に発揮する。
ライトアップした様子。
Scott Cunningham/Getty Images
紹介動画(全編)。
[原文:Take a tour of the stunning $1.5 billion stadium that will host this year's Super Bowl]
(翻訳:仲田文子、編集:増田隆幸)