アメリカ、世界銀行の次期総裁にペプシコの元CEOインドラ・ヌーイ氏を検討か

インドラ・ヌーイ氏

ペプシコの元CEO、インドラ・ヌーイ氏。

Reuters

  • ホワイトハウスは、世界銀行の次期総裁にペプシコの元CEO、インドラ・ヌーイ(Indra Nooyi)氏をと考えているようだ。ニューヨーク・タイムズが15日(現地時間)に報じた。
  • 2018年8月、12年にわたって率いてきたペプシコを退くと発表したヌーイ氏は、トランプ大統領の娘でその補佐官を務めるイヴァンカ・トランプ氏から政権に協力してもらいたいと口説かれていたと、同紙は書いている。
  • トランプ氏はヌーイ氏がペプシコ退任を発表した際、同氏は多くの人にとって「メンター」であり「インスピレーション」だとツイートしていた。

ホワイトハウスは、世界銀行の次期総裁にペプシコの元CEO、インドラ・ヌーイ氏をと考えているようだ。ニューヨーク・タイムズが15日に報じた。

2018年8月、12年にわたって率いてきたペプシコを退くと発表したヌーイ氏は、トランプ大統領の娘でその補佐官を務めるイヴァンカ・トランプ氏から政権に協力してもらいたいと口説かれていたと、同紙は書いている。

トランプ大統領補佐官は、ムニューシン財務長官とマルバニー首席補佐官代行とともに、世界銀行の次期総裁候補の選出プロセスを進めている

トランプ氏はヌーイ氏がペプシコ退任を発表した際、同氏は多くの人にとって「メンター」であり「インスピレーション」だとツイートしていた。

ニューヨーク・タイムズによると、ヌーイ氏が指名を受けるかどうかはまだ分からない。

ドナルド・トランプ大統領の誕生が決まった後、ヌーイ氏はこのニュースが自身の従業員の一部を恐れさせたと語った。

「娘や従業員からの数多くの質問にわたしは答えなければなりませんでした。彼らは皆、悲嘆していました」と、ヌーイ氏は2016年11月、ニューヨーク・タイムズのディールブック・カンファレンス(DealBook conference)で語った。

「従業員たちは皆、泣いていました」

ヌーイ氏は続けた。

「白人でない人々は『わたしたちは安全か? 』と言い、女性たちは『わたしたちは安全か? 』と聞き、LGBTの人々は『わたしたちは安全か? 』と尋ねてきました。こうした質問に答えなければならない日が来るとは思いもしませんでした」

ペプシコの広報担当はその後、Fortuneに対し、ヌーイ氏の発言は一部誤りだったと述べた。

(ヌーイ氏の発言は)自身が言葉を交わした、選挙の結果に懸念を抱いている一部従業員のリアクションについて語ったもので、全従業員が同じように感じていると言おうとしたものではない。我々は職場におけるさまざまな考え方やバックグラウンドを誇りに思い、より明るい未来を目指して団結している。

ワシントンD.C.に本部を置く世界銀行は、伝統的にアメリカ人がトップを務めてきた。しかし、それは所与のものではない。

世界銀行といった西側諸国が主導してきた国際機関に厳しい、もしくは反感すら抱いているトランプ政権は今、世界銀行の舵取り役を推薦しようとしている。

[原文:The White House is reportedly considering former Pepsi CEO Indra Nooyi to head the World Bank (PEP)]

(翻訳、編集:山口佳美)

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