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- レノボは、モトローラの携帯電話「レーザー(RAZR)」の最新版を早ければ2月に発売する予定。
- ウォール・ストリート・ジャーナルによると、最新のレーザーの価格は約1500ドル(約16万3000円)になる予定。
2004年に発売されたモトローラの伝説的な折りたたみ式携帯電話「レーザー(RAZR)」が2019年、折りたたみ式ディスプレイを搭載して復活する見込み。ウォール・ストリート・ジャーナルが伝えた。
2019年モデルは、モトローラの親会社であるレノボとベライゾンの独占提携の産物。
新型レーザーは20万台のみの製造で、早ければ2月に約1500ドル(約16万円)で販売されるとウォール・ストリート・ジャーナルは報じた。初代レーザーの価格は600ドル、当時は高いと思われていたが、その2倍以上の価格となる。
ウォール・ストリート・ジャーナルは、2017年の特許申請書を引用しつつ、新型レーザーには折りたたみ式ディスプレイが搭載される可能性が高いと報じた。
公式発表は行われていないため、詳細は不明だが、新型レーザーはおそらく、有機ELディスプレイ(OLED)を搭載するだろう。折りたたみ可能なディスプレイは現状、OLEDのみだ。
折りたたみ式ディスプレイを搭載したスマートフォンは、2019年に登場が期待されている新しいカテゴリー。サムスンは、2月20日に行われる自社イベントで折りたたみ式スマートフォンを発表すると言われている。また同時に同社のフラッグシップ・スマートフォン「ギャラクシー S10」も登場する予定。
中国のメーカー、柔宇科技(ロヨル)の折りたたみ式スマートフォン「フレックスパイ(FlexPai)」。
Royole
中国のメーカー、柔宇科技(ロヨル)は2018年11月、折りたたみ式スマートフォン「フレックスパイ(FlexPai)」を発表。しかし、まだ先行予約の段階。
かつて人気を集めた携帯電話、特に折りたたみ式の製品がアンドロイドOSを搭載してスマートフォン時代にカムバックを果たそうとしてきた。しかし、十分に成功を収めたといえるものはない ── ほとんどがノベルティか、ニッチなユーザー向けの製品だった。
レノボとモトローラが披露してくれる新型レーザーはどんな製品になるのか? 評価は、その時までお預けだ。
(翻訳:Yuta Machida、編集:増田隆幸)