スポティファイで人気に! ゴールドマン・サックスのCEOが明かす、DJになった理由とそのメリット

ソロモンCEO

「とても良い気分転換になる」とソロモン氏は言う。

Getty

  • ゴールドマン・サックスのCEOデービッド・ソロモン氏は、DJでもある。ステージネームは「DJ D-Sol」だ。
  • DJは趣味として始めたが、途中で「スキルを伸ばしている」ことに気付いたと、ソロモン氏は言う。
  • 同氏は今では、DJは気分転換の手段であり、若い世代の同僚とつながる方法だと考えている。

「投資の神様」ウォーレン・バフェット氏はウクレレを弾き、オラクルの創業者ラリー・エリソン氏は船に乗り、 トーク番組の人気司会者オプラ・ウィンフリー氏は本を読む —— 。

そして、2018年秋からゴールドマン・サックスのCEOを務めているデービッド・ソロモン氏はDJだ。ステージネームは「DJ D-Sol」。

NBAのフィラデルフィア・セブンティシクサーズのJ・J・レディック(JJ Redick)選手のポッドキャストでソロモン氏は、全てはレコード・プロデューサーのポール・オーケンフォールド氏と出会ったことから始まったと語った。オーケンフォールド氏が紹介してくれた別の人物が、ソロモン氏にDJのやり方を教えてくれたのだと明かした。だが、長い間、DJは日曜午後の趣味に過ぎなかったという。

その後、ソロモン氏が「スキルを伸ばしている」と聞いたオーケンフォールド氏は、ソロモン氏に電話をかけ、ニューヨークのあるクラブの最初の1時間のDJとして招いた。

「わたしは『こんなこと、やったことがない』と彼に言ったんだ」

ソロモン氏はレディック選手に語った。

「すると彼は『いいかい、たった1時間だ。ミックスしたい曲を10曲選んで、少し練習して』と言った」

そして、オーケンフォールド氏は、クラブはオープン直後なので「そんなにたくさんの人はいないだろう」と言い、「だから、うまくいくかどうか気にする必要はない」と付け加えたという。

ソロモン氏の娘たちは、友人を連れてクラブに現れた。真夜中までクラブは混雑していて、「わたし病みつきになってしまったんだ。音楽が人々に影響を与え、人々が音楽に反応するところを見られるのは、最高だった。それでもっと一生懸命にやり始めたんだ」と、レディック選手に語った。

DJをもっとやるか、完全に辞めるか

ニューヨーク・タイムズは2017年7月、ソロモン氏のDJとエレクトロニック・ダンス・ミュージック(EDM)への進出について報じた。 ソロモン氏は「もっと一生懸命やるか辞めるかだ」と考えていたが、同氏は後者を選んだ。

2018年夏、ソロモン氏はファースト・シングル「Don't Stop」をリリースした。フリートウッド・マックの歌のダンス・リミックスだ。この曲はすぐにスポティファイ(Spotify)で人気となった。

ソロモン氏はレディック選手に対し、「わたしのようなポジションにいる人間がやりそうなことでないのは分かっている。でもどうしてやっちゃいけないんだ? 」と言い、「とても良い気分転換になる」と語った。

ソロモン氏は今も、主に日曜午後にDJをしていて、飛行機で旅をしているときに曲作りをしている。

同氏は「ビジネスのプロとして、DJは自分を一緒に働いている多くのより若い世代と結び付けてくれている」と言い、「DJをしていることで、彼らはわたしにより親近感を持ってくれていると思う」とレディック選手に語った。

ソロモン氏は以前、Business Insiderに対し、かつてはソロモン氏がエレベーターに乗ると、周りは「隅に縮こまっていた」が、「わたしのこの趣味や音楽好きであることが分かり始めると、24歳のアナリストが『やあ、デービッド。君の投稿を見て、曲を聞いたよ』と声をかけてくるようになった」と語っていた。

また、仕事以外に情熱を注げるものがあったことが、金融業界におけるキャリアの厳しさを乗り越える助けになったとも語っている

ソロモン氏は言う。「情熱を持ち、その情熱を追求し、それをプロとしての人生と個人としての人生に組み込む、何らかの方法や形が見つけられなければ、生きていくにも、プロとして前進し続けるにも、必要なエネルギーを持つことがより困難になる」

[原文:Goldman Sachs CEO David Solomon shares the story of how he became a DJ]

(翻訳、編集:山口佳美)

ソーシャルメディアでも最新のビジネス情報をいち早く配信中

あわせて読みたい

Popular

BUSINESS INSIDER JAPAN PRESS RELEASE - 取材の依頼などはこちらから送付して下さい

広告のお問い合わせ・媒体資料のお申し込み