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- 大坂なおみ選手は全豪オープンで優勝、2018年の全米オープンに続く、グランドスラム2連覇。
- だが彼女は、この先の全仏、全英の難しさを知っている。
- 大坂選手はハードコートでの卓越した実力を証明した。だが、彼女はクレーや芝でのメンタルを改善する必要があると語った。
- 「(芝のコートは)脚が滑りやすい。そこが少し心配」と彼女はガーディアンに語った。
- 大坂選手にとって幸運なことに、準備の時間は残されている。クレーコート・シーズンが始まるのは4月、芝のシーズンが始まるのは6月だ。
大坂なおみ選手の頭には、全米、全豪のグランドスラム連続優勝はもうない。見据えているのは、全仏、そして全英。彼女はこの2つのビッグタイトルの難しさを素直に認めた。
大坂選手は2018年の全米オープン優勝に続く、全豪オープン優勝で素晴らしい2019年シーズンの開幕を遂げ、女子テニス協会(WTA)のシングルス最新ランキングで1位に立った。
大坂選手には2019年、さらなる活躍が期待されている。だが1月27日(現地時間)、大坂選手はウィンブルドンの芝のコートは簡単なものではないと語り、この先のグランドスラム制覇に寄せられている期待の大きさを認めつつも、その難しさを語った。
大坂選手は、芝のコートは「脚が滑りやすい。そこが少し心配。そこにチャレンジしなければならないと思う」と語った。カーディアンが伝えた。
グランドスラムを2度制覇したが、全仏、全英は3回戦までしか進んだことがない。だが何としても「オールコート・プレーヤー」になりたいと大坂選手は語った。
芝のコートのウィンブルドンの前には、クレーコートの全仏がある。大坂選手はクレーでも実力を発揮できることを証明したいと考えている。
「メンタル的にはクレーは好きではない。クレーは好きではないと思っているから、うまく行かない。そこは私が変えなければならないこと」
大坂選手にとって幸運なことに、準備の時間は残されている。ハードコート・シーズンは3月まで続き、クレーコート・シーズンは4月に始まる。そして、芝のシーズンは6月に始まる。
[原文:Naomi Osaka admitted her fear of 'slipping and sliding' on grass courts ahead of Wimbledon]
(翻訳、編集:増田隆幸)