スーパーボウル出場、41歳QBを支えるトレーニングとは?

トム・ブレイディ

Maddie Meyer/Getty

  • トム・ブレイディは脳に問題を抱えた人向けの脳トレーニングを行っている。
  • ブレイディは脳の機能が向上したと感じており、脳は身体と同様にトレーニングできると考えている。
  • かつてブレイディは、精神を研ぎ澄ましたり、ゲーム後にリラックスするために脳トレーングを行っていると語っていた。

41歳、トム・ブレイディはとにかく競争力を高められるものを探している。

著書『The TB12 Method』の中で、彼はキャリアを長く維持するための順応性、柔軟性、食生活についての幅広い信条を語った。

ESPNによると、ブレイディは脳トレーニングも行っている。認知機能を高め、フィールドの内でも外でも常に精神を研ぎ澄ますためだ。

ESPNによると、脳トレーニングプログラム「ブレインHQ(Brain HQ)」の開発者は、ブレイディのビジネス・パートナー、アレックス・ゲレーロ(Alex Guerrero)から電話を受け、ブレイディが会いたがっていると聞いて驚いた。

彼らは、ブレイディがブレインHQを使っていると聞いて、さらに驚いた。ブレインHQは、物忘れから認知障害まで脳に問題を抱える人向けで、脳が健康な人向けではなかったからだ。

ブレインHQを開発したポジット・サイエンス(Posit Science)のヘンリー・マンキ(Henry Mahncke)CEOは、ブレイディと彼のチームとのミーティングを振り返った。

「最初に本当にすごいと思ったことは、彼らに神経科学者のパーソナルチームがついていたこと。『史上最高のクォーターバックだからこそできること』だ。だがブレイディが語ったことは、本当に印象的だった。彼は『あらゆる方法を使い、私はベストな状態を手に入れることができた。私はポピュラー・サイエンスでこの脳トレーニングを知った。今はもう、自分の脳の働きが違っていると感じている。この種の脳トレーニングは、身体的なトレーニングと似ている。あらゆる人の役に立つ」

「これは脳トレーニングに対する我々の考え方とは違うものだった。我々は、認知機能に問題を抱えた人を想定していた。だがブレイディは、脳の機能に重い障害を持った人が行うトレーニングと同じトレーニングを行っていた」

ブレイディは以前、脳トレーニングを行っていると明かしていた。精神を研ぎ澄まし、またゲーム後にリラックスするためだ。彼は脳トレーニングによって、アラームを使わなくても早起きできたり、脳震盪を起こしたとしても回復が早くなると考えていた。

ESPNによるとマンキは、ブレイディは脳震盪については話もせず、精神をより研ぎ澄ますことを望んでいたと語った。

18回目のシーズン、ブレイディにスローダウンの兆候は見えなかった。厳格な彼のライフスタイルの賜物だ。

以前、彼のメソッドは疑問視されたが、明らかに何かが彼に効果的に働いている。


[原文:Tom Brady uses brain exercises designed for people with brain impairments and it blew away the scientists who created them

(翻訳:仲田文子、編集:増田隆幸)

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