スペースXのCEO、イーロン・マスク。
AP
- イーロン・マスクはスペースXのスターシップ・ラプター・エンジンが点火した動画をツイートした。
- マスクは2018年12月、エンジンは「抜本的な再設計」を行ったと述べた。
- 新エンジンは人を月に送るという同社の野望の重要なパーツ。
イーロン・マスクは2月3日(現地時間)、さまざまな色の炎を吹き出すロケットエンジンの画像を楽しそうにツイートした。
スペースXの「スターシップ・ラプター」ロケットエンジンは、人を月、そしてさらに遠くへ送るという同社の野望の重要なパーツ。
マスクは数日前、新エンジンを初点火した時の動画を共有するとフォロワーに約束した。
「スペースXのテキサスの施設で、新エンジンに点火する準備は整った」
3日夜、マスクはテキサス州にあるスペースXのテスト施設で新エンジンが点火した様子を撮影した2つの動画をツイートした。
「スペースシップ・ラプター・エンジンが初点火! スペースXのチームの素晴らしい仕事を誇りに思う」
フォロワーへのリプライで、マスクは虹色の炎について説明した。
「ラプターはメタンエンジン。緑がかっているのはカメラの彩度か、燃焼室からの微量の銅のため」
マスクは2018年12月、ラプター・エンジンは「抜本的な再設計」を行ったとツイート。またエンジンの推力は200トン、ロケットを月まで「可能な限り速く」届けることができると述べた。
※敬称略
[原文:Elon Musk posted 2 spectacular videos of Space X's new rocket engine firing for the first time]
(翻訳、編集:増田隆幸)