ハーレーダビッドソン、電動バイクでブランド再生なるか?

ハーレーダビッドソンの電動バイク

ハーレーダビッドソンは2台の電動バイクのコンセプトモデルを発表。4年連続の売上減からの再生を図る。

Harley-Davidson

  • ハーレーダビッドソンは電動バイクに未来を見出した ── そして生産ラインを急速に拡大している。
  • コロラド州アスペンで1月下旬に開催されたXゲームにおいて、同社は電動バイクの新しい2台のコンセプトモデルを発表。オートバイ免許は不要で、通常の家庭用電源で充電可能。
  • ミレニアル世代や都市部の住民など、新たな客層にアピールすることが同社再生プランの鍵。

ハーレーダビッドソンは最も有名なアメリカブランド、だが改革を切実に求めている。

同社はフラッグシップ製品のオートバイで4年連続、売り上げを落とした。2018年は4年間の再生計画の1年目だったが、中国との貿易戦争でトランプ大統領が関税を引き上げたことにより、第4四半期は利益のほとんどを失った

だが変化の時がきた。

コロラド州アスペンで1月下旬に開催されたXゲームにおいて、同社は電動バイクの新しい2台のコンセプトモデルを発表した

ハーレーダビッドソンはこのコンセプトモデルが116年の歴史を持つ老舗ブランドに、新たな顧客を呼び寄せてくれると期待している。


「未来がきた。未来は電動」とハーレーダビッドソンは述べた

ハーレーダビッドソンの電動バイク

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クラッチがなく、アメリカではオートバイ免許も不要。


バッテリーパックは手で取り外すことができ、充電も簡単。さらに通常の家庭用電源で充電できると同社は付け加えた。

ハーレーダビッドソンの電動バイク

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2台目のコンセプトモデルは都市向けのスクーターというより、マウンテンバイクに似ている。

ハーレーダビッドソンの電動バイク

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2台とも「モーターを搭載」しつつ、ユニークなデザインで「未来の方程式に感情の息吹を導入した」。

ハーレーダビッドソンの電動バイク

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だが数台の電動バイクで流れを変えることは難しい。

ハーレーダビッドソン

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ハーレーダビッドソンは投資家向けプレゼンテーションで「More Roads to Harley-Davidson」プログラムの概要を説明した。電気バイクのコストが従来のバイクのコストと並ぶのは早くても2030年になる。

ハーレーダビッドソンの「直近の展望は明るくはない」とバーンスタインのアナリスト、デビッド・べッケル(David Beckel)氏は、ハーレーダビッドソンの決算状況についてクライアントに述べた。


同社初の電動バイク「LiveWire」は2019年秋、アメリカと西ヨーロッパで発売される見通し。

ハーレーダビッドソンの電動バイク・LiveWire

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「都市での素晴らしいライディング体験を提供することが、我々がこれからやらなければならないこと」と同社のプロダクト・ポートフォリオ担当バイス・プレジデントのマーク・マカリスター(Mark MacAllister)氏は2019年はじめ、Business Insiderに語った。

[原文:Harley-Davidson's newest electric concept is aimed at city dwellers — and could help the struggling brand reinvent itself

(翻訳:忍足 亜輝、編集:増田隆幸)

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