アグリーファッション流行のおかげ? 消費者が今、大金をはたくのはバッグではなくシューズ

バレンシアガ

バレンシアガの限定版ハイヒール・クロックス。

Balenciaga

  • 高価なハンドバッグよりも高価な靴にお金をかける人が増えている。
  • NPDグループは最新レポートで、オンライン・ラグジュアリー市場で最も力強いカテゴリーはフットウエアだと言う。

NPDグループの最新データによると、アメリカでは高価なハンドバッグよりも高価な靴にお金をかける消費者が増えている。

NPDは今日、オンライン・ラグジュアリー市場で最も力強いカテゴリーはフットウェアで、ラグジュアリー・ファッションのオンラインでの売り上げの半分近くがフットウェアだと言う。消費者は平均して、1足のシューズに最大794ドル(約8万7000円)を使っていて、購入者1人あたりの年間平均支出額、購入頻度ともに過去最高となっている。

NPDのチーフ・インダストリー・アドバイザー、マーシャル・コーエン(Maeshal Cohen)氏は、「アクセシビリティーの向上によって、顧客にとってはバッグだけでなく、シューズも注目の投資先となっている」と、レポートに添えられたメモの中で述べている。

このトレンドは、いわゆる「アグリー(醜い)ファッション」の流行のおかげでもある。何万円も払って、お父さんが履いていそうなぼてっとした靴を購入する客が増えているのだ。バレンシアガの1足900ドル(約9万9000円)近い「トリプルS」スニーカーは、その最たる例だ。2018年を通じて、ファッション・エディターやセレブの足を飾った。

バレンシアガ「トリプルS」

バレンシアガの「トリプルS」は、約900ドル。

Balenciaga

そして、このトレンドは2019年に入っても衰える気配はない。Lystが2月6日(現地時間)に公表した2018年第4四半期の世界の売れ筋ファッション・プロダクトの最新ランキングでは、トップ10のうち6つが、バレンシアガの「スピード」スニーカーやアグ(UGG)の「スライド」サンダル、フィラ(Fila)の親父スニーカーを含むフットウェアだった。

[原文:Shoppers are spending hundreds of dollars on shoes instead of handbags]

(翻訳、編集:山口佳美)

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