「外向的である必要はない」ニューヨーク証券取引所の幹部が語る成功の秘訣

ベティー・リュー

ベティー・リュー。

John Lamparski/Getty Images for Advertising Week New York

  • 起業家として成功するために、外向的である必要はない。
  • 起業家で、ニューヨーク証券取引所のエグゼクティブ・バイス・チェアマン、ベティー・リュー(Betty Liu)は、外向的で広いネットワークを持つ人物との評判を持っているが、自分自身のことを内向的と考えている。
  • ビル・ゲイツ、バラク・オバマなど数多くのリーダーたちも内向的と言われている。

ビジネスの世界では、内向的な人は不利な状況にあるようだ。

研究によると、外向的な人は内向的な人に比べて、高給な仕事に就く可能性が25%ほど高い。さらにハーバード・ビジネス・レビューの調査では、エグゼクティブの60%以上が内向的な性格はリーダーシップの妨げになると答えた。

だが、ニューヨーク証券取引所のエグゼクティブ・バイス・チェアマン、ベティー・リュー(Betty Liu)は、成功するためには外向的な性格が欠かせないという考え方を打ち破ろうとしている。

リューは、リーダーシップとマネジメントに関する動画をオンラインで提供するRadiateの創業者、ブルームバーグTVのキャスターも務めた。

彼女は長年にわたって、数百人のビジネスリーダーにインタビューしてきた。ウォーレン・バフェットからイーロン・マスク、アリアナ・ハフィントン、そしてマジック・ジョンソンまで。

「誤解があると考えている。どんな分野でもトップになるためには、特定のタイプの人間である必要があるという誤解。真実だとは思わない」とリューはBusiness Insiderに語った。

「私は、多種多様な性格の人に会ってきた。成功には多種多様な方法がある。決して1つだけではない」

リューは自分自身も内向的と語った ── ネットワークづくりの達人という彼女の評判とはまったく違うように思える。

「私はどこにいる時も、あるタイプの人間と思われている」と彼女は語った。

「多くの人は私のことをネットワークづくりの達人と見ている。確かに私は人とあらゆる関係を築くことができる。そのために私は社交的で、外向的で、話好きで、よくパーティーに出かける人間でなければならなかった。だが本当は違う」

事実、数多くの有名なリーダーたちは内向的と言われている。例えば、バフェット、ビル・ゲイツ、マリッサ・メイヤー、マーク・ザッカーバーグ、そしてバラク・オバマやリンカーンといったアメリカ大統領も。

前述のデータは、外向的な人の方が高給な仕事に就く可能性が高いことを示したが、他の研究は、内向的な人は優れたリーダーになる資質があることを示した。

またある調査では、意思決定に際して内向的な人は、外向的な人よりも思慮深いことが示された。2010年の調査では、内向的なリーダーは外向的なリーダーよりも、部下の話をよく聞き、部下を大切にすることが明らかになった。

つまり、成功への処方箋は1つではないということだ。

「内向的なトップもいれば、外向的なトップもいるし、両方の性格を持つトップもいる」とリューは語った。

「トップに到達する道は多種多様」


[原文:An NYSE exec who's interviewed hundreds of business leaders says you don't have to be an extrovert to be a successful entrepreneur

(翻訳、編集:増田隆幸)

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