元グーグル幹部が明かす、転職を迷ったときに自分に尋ねるシンプルな質問

レキシー・リーズ氏

レキシー・リーズ氏。

Colin Price Photography

  • 転職は怖い。
  • グーグル出身の人材ソフトウエア会社Gustoの最高執行責任者(COO) レキシー・リーズ(Lexi Reese)氏は、転職をするとき、毎回同じアプローチを取っている。「わたしは自分が好きなことをやっている? 得意なことをやっている? わたしを一番必要としてくれるのはどこ? 」と尋ねることだ。
  • リーズ氏は、決断するのは簡単ではないが、最終的には自分の直感に従わなければならないと言う。

キャリアはまっすぐ、とは限らない。

レキシー・リーズ氏の場合、ドキュメンタリー映画を作ることから始まり、マンハッタンの地区検察局の性犯罪ユニットで働いた後、アメリカン・エキスプレスとグーグルで管理職を務めた。

リーズ氏は現在、人材ソフトウエア会社GustoのCOOだ。

転職を決断するとき、リーズ氏は毎回、同じフレームワークを使って考えているという。

「最も充実した旅というのは、自分が好きなこと、得意なこと、自分を一番必要としてくれる場所に心から正直でいられる旅です」と、同氏は語った。

リーズ氏は、ドキュメンタリー映画の会社で働くことも、性犯罪被害者の法的権利を守ることも、好きだったと言う。しかし「特にエキスパートというわけではなく、スキル・セットから見て、これらの分野で自分が一流になれるとも、才能ある人物になれるとも思えなかった」と言い、「これを導き出すのは簡単じゃなかった」と付け加えた。

リーズ氏の転職に対する"3つの問い"のアプローチは、ネットフリックスの元チーフ・タレント・オフィサー、パッティ・マッコード(Patty McCord)氏の考え方に驚くほど似ている。マッコード氏は以前、Business Insiderの取材に、今の仕事が自分に合っているかどうかを見分ける方法として、自分が好きなことや得意なこと、会社が必要としていることやっているか、自分に問うことだとを明かしている。

(マッコード氏は、管理職は同じ方法でそれぞれの従業員を雇い続ける必要があるかどうか見分けることができると述べている)

一方、フェイスブックはウォートン・スクールの心理学者アダム・グラント(Adam Grant)氏と協力し、人はなぜ仕事を辞めるのかを調査した。両者がハーバード・ビジネス・レビューで書いているように、調査の結果、会社にとどまっている従業員は、入社から半年以内に辞めた従業員に比べて、仕事が楽しいと答えた人が31%、自分の強みを生かせていると答えた人が33%多かった。

自分の直感を信じるのは難しいときもあるけれど……

8年間を過ごしたグーグルを去る決断を下したことについて、リーズ氏は「誰もが情報にアクセスできる世界を作るために、という(仕事の)目的が自分は大好きだった」が、「自分の仕事は事業を作り上げるというより、事業を管理することが多かった」と語り、自身に「どうしたらサービスを必要としている世界の仕事に戻れるだろう? 」と尋ねたという。

リーズ氏は現在の職場で、中小企業に対し、従業員に魅力的な福利厚生を提供し、会社の繁栄を可能にする手助けをしているそうだ。

「内なる声が『OK、ここでやるべきことはやった』と告げ、これからは自分がもっと成長し、何か違うことをする時だと感じました。これが本当の心の旅ね」

[原文:A former Google exec has used a simple framework every time she's decided to switch jobs for the last 20 years]

(翻訳、編集:山口佳美)

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