バーニー・サンダース上院議員。
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- バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダース氏は2月19日(現地時間)、2020年の大統領選に立候補すると発表した。
- 77歳でサンダース氏が選挙に勝てば、現職のトランプ大統領が持つ史上最年長記録を7つ上回ることになる。
- 仮に元副大統領のジョー・バイデン氏が立候補、勝利しても、76歳で史上最年長の大統領となる。しかし、バイデン氏は立候補にあたり、自身の年齢が与える影響を気にしていると噂されている。
- トランプ大統領が現れるまで、最年長の大統領は1981年に69歳で就任したロナルド・レーガン元大統領だった。
- 歴代大統領の就任時の年齢をチャートでチェックしよう。
2020年の米大統領選に向けて候補者が続々と名乗りを上げる中、誰が大統領にふさわしいかを考えるにあたって、年齢はしばしば注目されるポイントだ。
バーモント州選出の上院議員バーニー・サンダース氏は2月19日、大統領を再び目指すことを発表した。サンダース氏が選挙で勝てば、現職のトランプ大統領が持つ記録を7つ上回る、史上最も高齢の大統領となる。76歳のジョー・バイデン氏が立候補、勝利しても史上最年長だ。
ただ、2020年の大統領選の候補者の年齢はさまざまだ。インディアナ州サウスベンドの市長、ピート・ブティジェッジ氏は37歳になったばかりで、候補者の中で最も若い。
連邦議会でも、若い議員が増えている。1月には29歳のアレクサンドリア・オカシオコルテス氏が最年少議員となり、ミレニアル世代の議員は420%増となった。
若い世代の政治参加が増える一方で、大統領になるのは依然として50代が最も多い。
大統領就任時の年齢の分布。
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前任のバラク・オバマ氏は5番目に若い大統領だったが、現職のトランプ大統領は70歳と最年長での就任となった。
以下、歴代大統領の就任時の年齢一覧を若い順に見てみよう。
就任時の年齢(若い順)。史上最年少はセオドア・ルーズベルト氏、史上最年長は現職のトランプ大統領だ。
Skye Gould/Business Insider
[原文:Bernie Sanders would be the oldest president in US history]
(翻訳、編集:山口佳美)