【米朝首脳会談】同じホテルはイヤだ! アメリカの報道陣、金正恩委員長が泊まるホテルから追い出される

リムジン

金正恩氏が乗ったリムジンと並走する北朝鮮のボディーガードたち(2019年2月26日)。

REUTERS/ Stringer

  • 米朝首脳会談を明日に控え、アメリカのジャーナリストたちは突然、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長も滞在するホテルから追い出された。
  • 大勢の報道陣が待ち受ける中、金氏は2月26日、ベトナムに到着。宿泊先のホテル「メリア・ハノイ」に入った。
  • CNNのウィル・リプリー(Will Repley)記者は「約1時間後には全員ここを出なければならないと言われた」と報じ、「無理もないが、金正恩氏は大量のアメリカ人記者とホテルをシェアするというアイデアが気にくわなかったのだろう」とコメントした。

米朝首脳会談を明日に控え、アメリカのジャーナリストたちは突然、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長も滞在するホテルから追い出された。

大勢の報道陣が待ち受ける中、金委員長は2月26日、ベトナムに到着。宿泊先のメリア・ハノイに入った。報道陣は金委員長が到着する何日も前から現地入りし、会談に備えてホテルのメディアセンターで準備を進めていた。

だが、ロイターによると、専用列車で金委員長が到着した後、ベトナム当局はアメリカのプレスセンターを数ブロック先の「Viet Xo Friendship Cultural Labour Palace」に移すと発表した。

CNNのウィル・リプリー記者は「約1時間後には全員ここを出なければならないと言われた」と報じ、「無理もないが、金正恩氏は大量のアメリカ人記者とホテルをシェアするというアイデアが気にくわなかったのだろう」とコメントした。

Foxニュースのクリスティン・フィッシャー(Kristin Fisher)記者は、この動きが「数多くのセキュリティーの問題を生んでいる」と指摘した。

「安全上の理由から、ホワイトハウスの広報担当者たちですら自分たちの資料室に入ることができない」と、フィッシャー記者は動画で語った。

北朝鮮の李容浩外相は2018年11月にベトナムを訪問した際、このホテルに立ち寄っている。

カメラクルーやジャーナリストたちは、シンガポールで行われた1回目の米朝首脳会談と同じくらい、今回のトランプ大統領と金委員長の会談に注目している。金委員長とその側近の到着に備えて、ベトナムでは一部道路が封鎖され、警備員と装甲車がホテル周辺をパトロールしている。

トランプ大統領と金委員長は、27日と28日の2日間で非核化や朝鮮半島の安全などについて話し合う予定だ。

2回目となる米朝首脳会談は、27日夜の側近を伴った「ソーシャル・ディナー」から始まる。アメリカ側はトランプ大統領に加え、ポンペオ国務長官とマルバニー大統領首席補佐官代行が、北朝鮮側は金委員長に加え、金英哲副委員長ともう1人名前が明らかになっていない側近が出席する見込みだ。

[原文:US news reporters were abruptly kicked out of Kim Jong Un's hotel in Vietnam]

(翻訳、編集:山口佳美)

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