アマゾンやコストコを破ってNo.1に、アメリカで最も愛されるローカルスーパーに行ってみた

ウェグマンズの鮮魚コーナー

ウェグマンズは熱烈なファンを持つスーパーマーケット。

Hollis Johnson

  • ウェグマンズは顧客が選ぶ好きなスーパーマーケットの調査で、たびたび1位に選ばれている。
  • ローカルスーパーのウェグマンズは、ハリス・ポールのアメリカの有名100ブランドの評判ランキングでトップに輝いた。アマゾンやコストコ、パブリックス(Publix)といった競合を破った。
  • 熱烈なファンを持つウェグマンズに行ってみた。

アメリカで最高のスーパーマーケットは、たぶんほとんどのアメリカ人が行ったことのないところ。

実際、ウェグマンズ(Wegmans)の店舗は100店にも満たない。出店を求める電話は年間数千件にものぼる。

3月6日(現地時間)、ハリス・ポール(Harris Poll)のアメリカの有名100ブランドの評判ランキングでウェグマンズは、アマゾンやコストコなどを破ってトップに輝いた。ニュースサイトのアクシオス(Axios)が報じた

2018年、ウェグマンズはマーケット・フォース・インフォメーション(Market Force Information)のアメリカ人が好きなスーパーマーケット調査でも3年連続ナンバー1を獲得した。

さらにローカルチェーンの同社は、マーケット・フォース(Market Force)のコンポジット・ロイヤルティ・インデックス(Composite Loyalty Index)において、トレーダー・ジョーズ(Trader Joe's)、アルディ(Aldi)、H-E-Bを77%というスコアで破った。

ウェグマンズはロイヤルティの高い顧客のおかげで、数年連続でこのランキングのトップになっている。同社はまた、調査・コンサルティングおよび人材育成会社のテムキン(Temkin)が2018年はじめに発表したカスタマー・エクスペリエンス・ランキングでも競合他社を打ち破った。

だが我々は他の多くのアメリカ人同様、ウェグマンズに行ったことがなかった。

そこで2018年、バージニア州シャーロッツビルに行った際、ウェグマンズに実際に行ってみた。見てみよう。

バージニア州シャーロッツビルにあるウェグマンズに向かった。普通の買い物とは違うとすぐに分かった。

バージニア州シャーロッツビルにあるウェグマンズ

Hollis Johnson


素晴らしいのは当然。ウェグマンズは2018年、マーケット・フォース・インフォメーションによる調査において、アメリカで最高のスーパーマーケットに選ばれた。

ウェグマンズの店内

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店内に入って気づいた。ウェグマンズは大きいのではない ── 巨大だ。

ウェグマンズの巨大な売り場

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同社によると、店舗の商品は最大7万点。フード・マーケティング・インスティテュート(Food Marketing Institute)によると、極めて多い数。平均的なスーパーマーケットの商品数4万点強と比べるとなおさら。

ウェグマンズの品ぞろえ豊富な店内

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最低限の店舗網で価格を抑え、ほぼ自社ブランドのみというトレーダー・ジョーズとは違い、ウェグマンズは品揃えが命。

ウェグマンズのパスタ・コーナー

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特徴は広い通路。まわりは紙製品からシャンパンまであらゆるもので埋め尽くされている。

ウェグマンズの広い通路

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比較的手頃な自社ブランドと高価な商品、どちらも販売している。

ウェグマンズ・ブランドのラビオリ

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トレーダー・ジョーズやクローガー(Kroger)ほど低価格ではないが、お買い得商品がまったくないわけではない。

ウェグマンズのドリンク・コーナー

Hollis Johnson


近くにあるクローガーと価格を比べてみると、卵とトマトは同じ価格、バナナはウェグマンズの方が安かった。オーガニック・バナナ1ポンド(約450グラム)あたり、ウェグマンズが59セント(約66円)、クローガーは69セント(約77円)。

ウェグマンズ店内の看板(オーガニック・バナナ、1ポンドあたり59セント)

Hollis Johnson


ファミリーサイズにしていることもコスト削減につながっている。

ウェグマンズのファミリーサイズ・コーナー

Hollis Johnson


ワイン・コーナーを見れば、同社が品揃えに力を入れていることは明らか。舌の肥えた人、価格を抑えてたくさん飲みたい人、どちらにも商品を提供している。

ウェグマンズのワイン・コーナー

Hollis Johnson


シャーロッツビルのウェグマンズでは、42ドル99セント(約4800円)のヴーヴ・クリコから、わずか6ドル(約660円)の選りすぐりワインまで、すべてが揃う。

ウェグマンズの6ドル・ワインのコーナー

Hollis Johnson


同社は地元ブランドに力を入れている。バージニア州グーチランドのブルワリー、Lickinghole Creekのビールや、近くにあるトランプ・ヴィンヤード(Trump Vineyard)のワインもある。

ウェグマンズのアルコール・コーナー

Hollis Johnson


もう1つの大きな特徴が惣菜。

ウェグマンズのサンドウィッチ

Hollis Johnson


同社のファンは惣菜コーナーが大好き。チキンウイングから寿司まで揃うことを見ると、うなずける。

ウェグマンズの惣菜コーナー

Hollis Johnson


店内には「パブ」もある。もちろんハッピーアワーも。買い物で、のどが乾いた時には完璧。

ウェグマンズ店内にあるパブ

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生鮮食品の買い物体験は、とってますます重要になっている。Eコマースが買い物をより便利にし、ホール・フーズのようなチェーンでは店内にレストランやバーのような体験を追加している。

ウェグマンズの惣菜コーナー

Hollis Johnson


だがウェグマンズほど、買い物が楽しい、買い物したい、と思わせることに成功しているスーパーマーケットはない。店舗に行ってみて、顧客がこの店を大好きな理由が分かった。そして、また行きたくなった。

バージニア州シャーロッツビルにあるウェグマンズ

Hollis Johnson




[原文:We visited the regional grocery chain that beat out Amazon and Costco to become the most beloved brand in America. Here's what it's like to shop there.

(翻訳:Ito Yasuko、編集:増田隆幸)

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