うまく使いこなそう。
Tara Moore/Getty Images
- リンクトイン(LinkedIn)を使っているなら、1つくらいはこの記事で紹介しているミスをしているかもしれない。
- 我々はリンクトインのキャリア・エキスパート、ブレア・デセンブレレ氏にどうすれば良いかを聞いた。
- 例えば、仕事を探しているなら、リクルーターに新しい仕事を探していることを知らせるように設定する。現在の雇用主に見られることはない。
リンクトインはあなたのブランドを構築し、ネットワークを広げ、新規クライアントを引きつけ、そして新しい仕事を見つけるための素晴らしい場所になり得る。
しかし、間違った使い方をしていると、誰からもコンタクトはなく、憧れの仕事のチャンスさえ失ってしまう。
我々はリンクトインのキャリア・エキスパート、ブレア・デセンブレレ(Blair Decembrele)氏に彼女がこれまでに見た最も多い(そして、もっともひどい)ミスについて聞いた。また、どうすればそうしたミスを避けられるかについても聞いた。
見てみよう。
ミス1:プロフィールが不正確
Screenshot/LinkedIn
ここは「最も重要な箇所」とデセンブレレ氏。
リンクトインの他のメンバーが写真の次に良く見る場所。現在の役職(例えば、ビジネス・インサイダーのシニア・レポーター)を入力するか、あるいは仕事の内容をより一般的に記載する(例えば、キャリア開発と起業家精神を専門とするライター)。
ミス2:写真を掲載していない
Screenshot/LinkedIn
リンクトインのデータによると、写真を掲載すると閲覧数は掲載していない場合の21倍以上になる。「つながり」リクエストも9倍以上になる。
どんな写真でも良いわけではない ── 魅力的な写真を選ぶことが重要とデセンブレレ氏は語った。友人の腕が写り込んでいるような写真ではなく、背景が無地の写真を選ぶ。顔の大きさは枠の約60%に。
ミス3:サマリーを書いていない
Screenshot/LinkedIn
サマリーは「プロフェッショナルであることを記載する」場所とデセンブレレ氏。ここはあなたにとってエレベーター・ピッチの場所、つまり「20秒で雇用主となるかもしれない人の興味を引きつける」場所になる。
経験、スキル、興味分野などを記載する。最も大切なことは「それらを通して、あなたの個性をアピールすることを恐れないこと」。リンクトインによると、サマリーは40ワード以上記載しておくと、検索結果に最も効率的に表示される。
ミス4:リンクトインのURLをカスタマイズしていない
Screenshot/LinkedIn
カスタマイズしておくと、履歴書に味気ないURLを記載しないで済むとデセンブレレ氏。またリクルーターにとっても分かりやすくなる。
ミス5:プライバシー設定を考えていない
Screenshot/LinkedIn
デセンブレレ氏はプライバシー設定は慎重に、と述べた(例えば、リンクトインに参加している人全員に、転職を考えていることを知らせたいかどうか)。
また、他のメンバーがあなたのプロフィールを閲覧したこと、そしてその逆を知りたいかどうか。デセンブレレ氏は、あなたが他のメンバーのプロフェールを閲覧したことを知らせるようにしておくことにはメリットがあると述べた。彼らと一緒に働くことになるかもしれないから。
もし、有料サービスのプレミアムアカウントを使っているなら、より細かく設定可能。誰があなたのプロフィールを閲覧したのかを確認できるが、彼らにあなたが閲覧したことを知らせないようにすることができる。
ミス6:リクルーターに求職中であることを知らせていない
Screenshot/LinkedIn
プロフィールページの「open candidates」を機能をオンにすると、あなたが求職中であることを知らせることができる。リンクトインによると、この機能を使うと新しい仕事と出会うチャンスは約2倍になる。
ありがたいことに休職中であることはプロフィールには表示されない。さらにこの情報は在籍中の企業や関連会社のリクルーターには表示されない。
ミス7:投稿にハッシュタグを使っていない
Screenshot/LinkedIn
関連するハッシュタグを使って、
- あなたにとって興味のあるコンテンツが表示されるようフィードをカスタマイズする
- 他のSNSと同様に、投稿を適切な人のもとに表示させる。例えば、リーダーシップについて書いているなら、#leadershipというタグを使用する。
リンクトインへの投稿を始めると、おすすめのハッシュタグが表示されるようになる。
ミス8:グループを利用していない
Screenshot/LinkedIn
リンクトインのグループでは「業界トレンドについて互いに議論できる」とデセンブレレ氏。さらにキャリアについてのアドバイスや意見を求める良い手段になる。
ミス9:いきなり連絡する
Screenshot/LinkedIn
リンクトインの他のメンバーにメッセージを送る際の最初のルールは、相手のプロフィールを把握していることを伝えること。そうすることで、あなたが関心を持つ彼らの仕事について聞くことができる。
そして、なぜあなたが彼らに連絡し、彼らが返信しなければならないのかを説明しよう、とデセンブレレ氏は付け加えた。
つまり、あなたが求職中でも、誰かに直接、仕事を求める連絡をしてはいけない。代わりにこんな風に連絡しよう。
「はじめまして。あなたは○○社に勤務されていると思います。○○社について詳しく知りたいと思っています。話を聞かせていただけますか?」
[原文:9 mistakes you're making on LinkedIn that could sabotage your job hunt — and how to fix them」
(翻訳、編集:増田隆幸)