24時間の間にさらに1100以上の店舗が! アメリカで加速する、小売業の閉店ラッシュ

荒れ果てたショッピングモール

まさに閉店ラッシュ。

Seph Lawless

まさに閉店ラッシュだ。

アメリカでは今週、わずか24時間の間に、シャーロット・ルッセ、ファミリー・ダラー、アバクロンビー&フィッチ、チコズが合わせて1100以上の店舗を閉店すると発表した。

アメリカでは先週、JCペニー、ギャップ、ビクトリアズ・シークレット、テスラが合わせて300以上の店舗を閉店すると発表したばかり。

今回の発表を含めると、2019年に計画されている店舗の閉店は5300カ所以上にのぼる。

2月からすでに94店舗で閉店セールを始めていたシャーロット・ルッセは3月7日(現地時間)、残り416のシャーロット・ルッセの店舗および同社が保有する子ども服ブランド「ピークキッズ(Peek Kids)」の10店舗を清算すると述べた。同社は2月、連邦破産法11条の適用を申請していた

ダラー・ツリー(Dollar Tree)は6日、傘下のファミリー・ダラーの約200店舗をダラー・ツリーに変え、最大390店舗を閉店する計画を発表した。

チコズとアバクロンビー&フィッチも、6日に閉店を発表している。

チコズは今後3年でチコズ100店舗、ホワイトハウス・ブラックマーケット(White House Black Market)90店舗、ソーマ(Soma)60店舗を閉店するとしていて、アバクロンビー&フィッチは年内に最大40店舗を閉店する計画だと言う。

アバクロンビー&フィッチは、第4四半期の既存店売り上げが2%減だったとしている。閉店予定の店舗の大半は、アメリカ国内の店舗だと言う。

[原文:More than 1,100 store closures were announced in a single day as fallout from the retail apocalypse picks up steam]

(翻訳、編集:山口佳美)

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