紙の本がなかなか売れない時代になりました。そんななかでも、本好きに良書を届けようと頑張る町の本屋さんや、時代の風をつかんで大ヒットを飛ばす著者や編集者たちが、キラリと光るいい仕事をしています。読書家のあなたも、「最近は読んでないな」というあなたも。Business Insider Japanが掲載した記事の中から、思わずまた本を手に取りたくなる5本を選びました。
なぜ書店にヘイト本があふれるのか。理不尽な仕組みに声をあげた1人の書店主
大阪で創業70年を迎える町の本屋さん。元シンクロ日本代表の2代目店主は、「書店として薦めたい本を仕入れて責任を持ってお客様にご紹介したい」という信念から、矛盾だらけの書籍の流通の仕組みに対して声をあげています。何が問題なのでしょうか。
『ファクトフルネス』日本でのベストセラー仕掛けたのはシリコンバレー在住エンジニア
2019年1月に日本語版が発売され、売れ行き好調な『FACTFULNESS(ファクトフルネス)』。なぜ今、この本が多くの人の心をつかむのでしょうか?SNSで話題の「チンパンジークイズ」というユニークな「プロモーション」を仕掛けた共訳者に聞きました。
『1分で話せ』仕掛け人・ベストセラー連発編集者に聞く「読者の“色濃い本音”の読み解き方」
2018年末に発表された、ビジネス書年間ベストセラーランキングのトップ5のうち、3冊は1人の編集者が手がけたものでした。なぜ次々とベストセラーを生み出せるのでしょうか。その仕事術について尋ねました。
少年ジャンプ+編集長に聞く「マンガ編集者がAIを使う」可能性 ── 中国には100万人の漫画家志望がいる
漫画ビジネスの世界にも、技術革新の大波が押し寄せています。漫画編集部が考える「AI活用」とは?「少年ジャンプ+」の細野修平編集長に聞きました。
SAPIOも不定期刊に。先鋭化する右派雑誌現場の意外な“事情”
隔月刊から不定期刊行となった保守系雑誌『SAPIO』。その背景を取材すると、「ヘイトと距離を置き始めた大手出版社と、より先鋭化する中小出版社」という構図が見えてきました。何が起きているのでしょうか。