賃貸のままで良かった? マイホームを購入したわたしたち夫婦の4つの後悔

住宅

AP Photo/Gregory Bull

  • 筆者と夫は、家を借りる代わりに郊外に家を買った。
  • 借りるよりも買う方がいいと考える理由はいくつもあるが、筆者の場合は買わずに借り続けた方がよかったと思っている。
  • 家を購入する際、費用はあっという間にかさんで、賃貸の頃よりも荷物が増えてしまった。

筆者はニュージャージーの郊外にあるタウンハウスで、夫、2人の子ども、猫と一緒に暮らしている。

わたしたち夫婦は、家を借りるのはお金を捨てるようなものだと主張する身内のプレッシャーを受けて、マイホームの購入を決めた。親切にも、彼らは頭金まで援助してくれた。 ガレージや地下室もあって、自転車や古着、書類の山など、どこかへしまっておきたいものは全て収納できる。

だが、もう一度初めからやり直せるなら、筆者の場合は借り続けただろう。

何かを選ぶということは、それを選ばなかった場合の人生の可能性を絶つということだ。家を買っていなければ、もっと自由にどこでも好きな場所に住むことができたかもしれないし、家という重荷がなければもっと違う人生の決断が下せたかもしれない。

家を借りるのを止めて、マイホームを買ったわたしの最大の後悔を教えよう。

予期せぬ出費

家を持つ大半の人と同じように、わたしは次に使えなくなる設備はどれかと、ビクビクしながら生活している。

空調の交換は大きかった。屋根は何度も何度も修理しているが、定期的に雨漏りがする。中庭も直す必要がある。前の階段をハチが自分たちの住処に決めたようだ。

こうした高額かつ予期せぬ経済的なコストは苦痛を伴うこともある(筆者からのアドバイス:ハチの巣を自力でどうにかしようとしてはいけない)。いつ500ドル(約5万5000円)もしくは5000ドルの緊急の修繕が必要になるか分からないのだ。

どんどん増える荷物

筆者はモノを手放すのが下手だ。

家を買ったら、なんでも地下室に置いておける。もし定期的に引っ越しが必要な状況だったら、ある程度は処分しなければというプレッシャーにさらされていただろう。ただ自分に言い訳をしているだけかもしれないが、いま地下室にどんなものがあるのか、把握しきれていない。

光熱費が高くなった

わたしたち家族が住むタウンハウスが建てられたのは1980年代の住宅ブームの頃。ボール紙やマスキングテープ、細い棒、貧相なコンクリートで作られている。そして、つくりは大きい —— 大きな寝室が2つ、広々としたバスルームが3つもある。部屋の形が変わっているのでスペースをうまく使いきれない。隙間風が入り、断熱がほとんど効いていないので、暖房や冷房にかかるコストがものすごく高い。

どんなに手を加えても「まあまあ」でしかない

家のつくりはひどいものだが、そのロケーションやデザインでわたしと夫が妥協できるものだった。個性がなく、おもしろい絵を飾ったり、床を張り替えても大した効果はない。住み心地は悪くないが、それだけだ。わたしにとって、この家は"夢のマイホーム"ではない。

もちろん、家を持つことで得られる安定や快適さに感謝していないわけではない。

だが、この不確実な世界で、健康面や仕事面で数カ月、不運が続けば、持ち家を失う可能性もある。決まった家にとどまることで得られる精神的なメリットもあるかもしれない。だが、その一方で、冒険ができなくなる感情的なコストも存在するだろう。

薄い壁、開きにくい窓、退屈なデザイン…… この家は、わたしの"こうだったらいいな"と望むような家ではない。どうして縛られなければならないのだろう?

[原文:My husband and I bought our home, but if I had to do it all over again I'd choose to rent instead]

(翻訳、編集:山口佳美)

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