アメリカン航空のボーイング737MAX8。
Drew Angerer/Getty Images
- エチオピア航空302便が3月10日(現地時間)に墜落、157人が死亡した。
- 墜落は2018年10月に起きたライオンエアのボーイング737MAX8の墜落と不気味な類似点を見せた。
- 中国、ニュージーランド、ドイツ、フランス、イギリスなど、多くの国と航空会社が同型機の運航を停止している。
エチオピア航空302便が3月10日(現地時間)に墜落、157人が死亡した。ボーイング737MAX8は2018年10月にも墜落事故を起こしている。
こうした事態を受け、多くの国と航空会社が同型機の運航を停止している。一方、ボーイングはエチオピア航空の墜落と、2018年10月、離陸12分後にジャカルタ沖に墜落したライオンエア610便に関連性があるか否かを調査している。
FAA(アメリカ連邦航空局)は3月11日(現地時間)夕方、同機は依然として安全で、2つの事故を結びつける「結論を引き出す」データはないと述べた。
だがFAAは同型機の設計変更とトレーニング要件、オペレーション・チェックリストの更新を求めた。FAAによると、世界中で59の航空会社が同型機を運航している。
イギリス、オーストラリア、中国、フランスなどがボーイング737MAXの運航を停止している。現時点では以下の通り。
エチオピア航空
エチオピア航空のボーイング737-800。
AP
ドイツ
Boeing
カナダ
カナダのマルク・ガルノー運輸相。
REUTERS/Devaan Ingraham
中国
Boeing
イギリス
Boeing
フランス
Boeing
オランダ
Boeing
トルコ
Boeing
オーストラリア
Reuters
エジプト
Wikimedia Commons
インドネシア
Flickr/Bathara Sakti
シンガポール
AP
インド
Associated Press
アイルランド
Ryanair
オーマン
Boeing
アエロメヒコ航空
Boeing
ゴル航空
Boeing
ノルウェージャン・エアシャトル
Boeing
香港
香港国際空港。
John Lee/Flickr
ケイマン航空
写真はボーイング737-500。
BriYYZ, via Flickr
コムエアー
Comair
イースター航空
イースター航空のボーイング737-800。
Getty
TUI
Boeing
ロイヤル・エア・モロッコ
写真は737MAX8ではない。
ジェットエアウェイズ
Boeing
イタリア
Thomson Reuters
オーストリア
アラブ首長国連邦
Emirates
ニュージーランド
Air New Zealand
(翻訳、編集:増田隆幸)