ボーイング最新鋭機に何が…システム不具合、パイロットの不安、米政府閉鎖の影響

エチオピア航空302便の墜落事故

REUTERS/Baz Ratner

2018年10月、ライオンエアJT610便が墜落、189人が死亡。

2019年3月、エチオピア航空ET302便が墜落、157人全員が死亡。

半年も経たない間にボーイングの最新鋭機737MAX8が2件の墜落事故を起こした。事故原因はまだどちらも明らかになっていないが、新しく搭載された失速防止システム「MCAS」が疑われている。

新システムの不具合、想定外の動作に戸惑う人間、そして修正作業の予期せぬ遅れ……巨大システムに頼らざるを得ない我々は不幸な事故から何を学べばよいのだろう。


737MAXの問題点、パイロットは墜落事故の数カ月前に当局に指摘していた

ボーイング737のコックピット

Boeing

Mar. 14, 2019

短期間での2度目の大事故となった3月10日(現地時間)のエチオピア航空の墜落事故に先立つ数カ月前、数名のパイロットがボーイング737MAX8に関して、少なくとも問題を5件、報告していた。

それらはパイロットがインシデント(事故につながりかねない事態)を匿名で報告できるFAA(アメリカ連邦航空局)のインシデント・データベースに書き込まれていた。

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墜落機のブラックボックスはフランスへ、アメリカは信頼されず

エチオピア航空の墜落現場。

REUTERS/Tiksa Negeri

Mar. 15, 2019

エチオピアは墜落したエチオピア航空のボーイング737MAX8から回収したブラックボックスをフランスに送った。事故原因を突き止めるためだが、アメリカにとっては面白くない事態となった。

エチオピア航空のPRディレクター、アスラット・ベガショー(Asrat Begashaw)氏はブラックボックスをアメリカではなくヨーロッパに送るという選択は、同社およびエチオピア政府にとって戦略的な決定と述べた。

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墜落は回避できた? 737MAX8のソフトウエア・アップデート、政府機関の閉鎖で1カ月以上遅延

ボーイング737MAX

Southwest Airlines

Mar. 14, 2019

2018年10月にライオンエアのボーイング737MAX8が墜落事故を起こした後、ボーイングは失速を防ぐために機首を下げるよう設計されていた安全機能を改修するためのソフトウエア・アップデートに取り組んでいた。

だが、その取り組みは、2月に終わった35日間の政府機関の閉鎖により簡単には進まなかった。

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4カ月で2件の墜落事故、737MAXを数多く保有する航空会社12社

ターキッシュ エアラインズ

Boeing

Mar. 12, 2019

エチオピア航空302便が3月10日(現地時間)、アディスアベバのボレ国際空港から離陸した数分後に墜落。乗員、乗客、157人全員が死亡した。

この4カ月でボーイングの最新鋭機737MAX8の墜落事故は2度目。2018年10月、インドネシアの格安航空会社ライオンエアJT610便が離陸後すぐにジャカルタ沖に墜落、189人が死亡した。

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今も売れ続けている「ボーイング737」の輝かしい歴史

ボーイング737

Lufthansa

Mar. 30, 2018

ボーイング737は長年にわたり、世界中で、頼りにされてきた。その汎用性の高さは驚くほど。1967年、50席の小型機としてデビューしたが、今では太平洋を横断できる座席数200席以上のモデルもある。

1967年12月、737-100の1号機をルフトハンザ航空に納入。機内で子どもに配られる本のキャラクターにちなんで「ボビー」と呼ばれた。

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