1億円以上を、独創的な方法で稼いだ11人

幼稚園教諭のディアナ・ジャンプ氏は授業のプランをオンラインで販売し、億万長者になった。

幼稚園教諭のディアナ・ジャンプ氏は授業のプランをオンラインで販売し、億万長者になった。

Todd Stone/AP

  • 富を築くには、賢くお金を貯める必要がある。だが、独創的な方法でより早く億万長者になる方法もある。
  • ある人は口コミで、またある人は珍しい物を新しい方法で販売することで億万長者になった。
  • 独創的な方法で100万ドルを稼いだ11人を見てみよう。

お金持ちになるには、時間がかかる ── ほとんどの場合は。

最も確実に富を築くために必要なことは、出費を抑えること、投資を始めること、そして「お金持ちの習慣」を身につけること。だが、比較的早く100万ドル(約1億円)を稼ぐことができる、少し変わった方法もある。

ピューディパイ(PewDiePie)のようにYoutubeに自身のチャンネルを作ってソーシャルメディアを活用している人や「I can has a cheezburger」のような人気サイトを作り出した人もいる。

また、独創的な方法で小売業を始めた人たちもいる ── ある幼稚園教諭はオンラインで授業のプランを、ある女性はアプリで古着を、ある大学生はオンラインの広告スペースを販売した。

既成概念から飛び出せば、口座残高を増やす方法はいくらでもある。同じ方法でうまくいくという保証はないが、独創的な方法で億万長者になった11人を見てみよう。

スコット・デロング氏は個人ブログを開始、8カ月で主な収入源に。

※写真はデロング氏ではなく、イメージです。

※写真はデロング氏ではなく、イメージです。

Westend61/Getty Images

2013年半ば、スコット・デロング氏は個人ブログ「バイラルノバ(ViralNova)」を開設、各ページにグーグルの広告を載せた。8カ月後、月に数十万ドル、年間に数百万ドルの収入を得るようになっていた。フルタイムのスタッフや投資家からの資金調達はなしで。

バイラルノバは、ソーシャルで受けそうな話に、フェイスブックで爆発的に拡散するようキャッチーなタイトルをつけた。すると1年も経たないうちに、月間読者は約1億人に達した。

2015年、デロング氏はこのブログをデジタルメディア企業のジーロット・ネットワークス(Zealot Networks)に売却し、現金とジーロットの株式を受け取った。ジーロットの株価が上がれば、合わせて1億ドル相当になる。

ドン・グエン氏は大人気アプリを3日で作った。

ドン・グエン氏は大人気アプリを3日で作った。

STR/Getty Images

ドン・グエン(Dong Nguyen)氏は、2014年に最も人気を獲得したゲーム「フラッピー・バード(Flappy Bird)」をわずか3日で作った

グエン氏はこの無料ゲームアプリの画面に小さな広告バナーを掲載することで、1日5万ドルを稼いでいると述べた。つまり、100万ドルを稼ぐためには、App Storeにアプリを20日間公開するだけ。

これがまさに彼の行ったこと。およそ1カ月後、彼は何と、人気絶頂の「フラッピー・バード」をApp Storeから引き上げた。「中毒性がありすぎる」と思ったからだ。

アマンダ・ホッキング氏はアマゾンのKindle本の出版でベストセラー作家に。出版社と契約はしていない。

アマンダ・ホッキング氏はアマゾンのKindle本の出版でベストセラー作家に。出版社と契約はしていない。

Hollis Johnson/Business Insider

アマンダ・ホッキング氏は数年前、Kindleストアのベストセラー「インディーズ」作家だった。出版社と契約していなかったので売り上げの70%を得ることができた。1部1~3ドルで月に約10万部を売り、数百万ドルを手に入れた。

Kindle本で大金を稼いだのは彼女だけではない。ボブ・メイヤー氏とジェン・タルティ氏も、わずか2年で数百万ドルを売り上げるインディーズ出版社を作った。2人は著書『How We Made Our First Million on Kindle』で詳細を述べている。

ピューディパイはYouTuberとして多くのファンを獲得。

ピューディパイはYouTuberとして多くのファンを獲得。

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YouTubeでお金を稼ぐことは簡単なことではない。チャンネル登録者数50万人のスターでも、生活できないことがある。だがシステムを十分理解し、魅力的なコンテンツを作り、多くのフォロワーを集めることができれば、稼げる職業になる。

YouTuberのピューディパイ(PewDiePie)ことフェリックス・シェルバーグ氏は2015年、1200万ドルを稼いだと伝えられた。彼は最も成功したYoutuberとなり、最も登録者数の多いYouTubeチャンネルのオーナーと認定された。だが彼の成功には、論争もつきまとっている。

ピューディパイは2019年3月、ボリウッド系ミュージックビデオを投稿するインド企業、Tシリーズ(T-Series)に一時的にNo.1YouTuberの座を奪われた。その後、その座を守るために、キャンペーンを開始した。

広告収入で毎年100万ドル以上を稼いでいるYoutuber他にもいる。例えば、9歳の「おもちゃレビューYouTuber」はチャンネル登録者数100万人以上、再生回数10億回以上を誇る。

ピーター・デリング氏はカメラ用品の会社を立ち上げ、キックスターターで資金を調達した。

ピーター・デリング氏はカメラ用品の会社を立ち上げ、キックスターターで資金を調達した。

Jeff Chiu/AP Images

キックスターターやインディーゴーゴーは、事業や画期的なアイデアを投稿できるクラウドファンディング・サイト。人々は気に入ったアイデアに対して資金を出し、その実現を支援する。

両サイトでは多くの人が100万ドル以上を調達している。ピーター・デリング氏はカメラ用品ブランドのピークデザイン(Peak Design)を立ち上げる際にキックスターターで資金を調達した。2011年の創業以来、同社は6つのプロジェクトに対し、合計1500万ドル以上の資金をキックスターターで調達、世界で最もクラウドファンディングに積極的な企業となっている。

もちろん、私腹を肥やすためではない。製品を発売するための資金調達だ。

ディアナ・ジャンプ氏は、授業プランのオンライン販売を始めた。

ディアナ・ジャンプ氏は、授業プランのオンライン販売を始めた。

Todd Stone/AP

2008年、幼稚園教諭のディアナ・ジャンプ氏は自身の授業プランをWebサイト「TeachersPayTeachers」を通じて他の教諭に売り始めた。全99単元、価格は1単元8ドル程度。

毎月10万ドル以上を売り上げ、彼女は2012年までに億万長者になった。それとは別に、フルタイムの教諭としての収入、5万5000ドルがある。

ジェイク・ジエン氏は曲がる電源コンセントで数百万ドル稼いだ。

ジェイク・ジエン氏は曲がる電源コンセントで数百万ドル稼いだ。

Quirky

ジェイク・ジエン氏は2010年、ピボット・パワー(Pivot Power)と名づけた曲がる電源コンセントのアイデアで、発明サイト「Quirky」を一躍有名にした。この製品で、ジエン氏と製品デザインのアイデアを出したコミュニティー・メンバーは、200万ドル以上を稼いだ

Quirkyは資金不足となり、2015年9月に破産を申請したが、人々が欲しがるものを発明できなくなったわけではない。

インスピレーションが必要? 人々を大金持ちにしたアイデアの数々をチェックしてみよう。

アレックス・テュー氏は、それまで誰も思いつかなかったホームページを作った。

アレックス・テュー氏は、それまで誰も思いつかなかったホームページを作った。

Daniel Berehulak/Getty Images

21歳の時にアレックス・テュー氏は「Million Dollar Homepage」という、これまでにないサイトを作った。彼は100万ピクセルの画像を広告スペースとして、1ピクセル1ドルで販売した。売り上げはすべて大学の学費にあてた。

Million Dollar Homepage は2005年の開設後、わずか4カ月で「完売」した。メディアに取り上げられ、すべてのスペースが売れたあと、彼は大学を中退し、起業家としてのキャリアを踏み出した。

その後、彼は医療アプリ「Calm」を開発、ユニコーン企業の共同創業者となった。

アリシア・シェーファー氏はEtsyでショップを開き、ソックスやスカーフ、ハンドバッグを販売した。

アリシア・シェーファー氏はEtsyでショップを開き、ソックスやスカーフ、ハンドバッグを販売した。

Sharaf Maksumov/Shutterstock

手芸品などのオンラインストアのEtsyでショップを始めるのは珍しいことではないが、月7万ドルを稼ぐことは珍しい。金融情報サイトのThe Penny Hoarderによると、アリシア・シェーファー氏のEtsyのストア「Three Bird Nest」はそれだけの額を稼いでいる。

Three Bird Nestはその後、Etsyを離れ、独自のウェブサイトを立ち上げたが、Estyでの最盛期には3000点以上のアイテムを販売し、Etsy全ストアの中で第2位の売り上げを誇っていた。

エリック・ナカガワ氏は人気の猫を作り出した。

ベン・ホ氏。

ベン・ホ氏。

Boston Globe/Getty Images

ネットで話題になったことがきっかけとなり、メインの仕事、そしてメインの収入になることもある。

エリック・ナカガワ氏は、太った猫が口を開けて、チーズバーガーをおねだりする様子をインターネットで流行らせた。彼はカリ・ウネバサミ氏と共同でユーモア・サイト「Icanhascheezburger.com」を開設すると、チーズバーガーを食べる猫を呼び物にした。2017年には、そのサイトを200万ドル(約2億1000万円)でベン・ホ氏に売却、わずか3年後にはアクセス数は月3500万を超えた。

その後、ホ氏は複数の姉妹サイトを開設して本を出版、ニューヨーク・タイムズにベストセラーとして取り上げられた。本の売り上げだけで、50万ドル(約5300万円)を稼いだ。

スザンヌ・キャノン氏はオンラインで古着を販売。

スザンヌ・キャノン氏と家族。

スザンヌ・キャノン氏と家族。

Poshmark

スザンヌ・キャノン氏はファッションフリマアプリのPoshmarkで古着を売り始めた。「いらなくなった服で少し稼ぐ」つもりで始めたことが、フルタイムの仕事となり、ビジネス・パートナーのティファニー・クローガー氏と共同で「Infinity Raine」というオリジナルブランドを持つことになった。

キャノン氏は、Poshmarkで初めて100万ドル以上を売り上げた人物。これまでに、約40万ドルをInfinity Raineの商品で、約70万ドルを自身の古着とリサイクルショップの商品の売り上げで稼いでいる。


[原文:11 creative ways people have made $1 million

(翻訳:Ito Yasuko、編集:Toshihiko Inoue、増田隆幸)

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