最長で2週間! ペットを飼い始めたときに育休がもらえる企業

子犬と男性

新しい家族を迎え入れるための有給。

Unsplash / Marvin Meyer

  • 新しい家族としてペットを迎え入れるのは、簡単なことではない。
  • 新しい環境に慣れるまでには時間がかかることもある。
  • アメリカでは、新しい家族としてペットを迎え入れた従業員が「ペット用の育休」を取得できる企業がある。

新しい家族として犬や猫といったペットを迎え入れるのは、簡単なことではない。それが子犬、子猫ならなおさらだ。飼い主はものすごく気を遣う。一度でも経験があれば、それがどれだけ大変なことか、よく分かるだろう。

新しい家と新しい家族に慣れるまでには、時間もかかる。母親から引き離され、見ず知らずの環境に連れてこられた動物もいるだろう。これは家の中で一緒に暮らしていくためのしつけをする前の問題だ。

企業の中には、こうした状況に共感し、従業員に「ペット用の育休」を与えているところもある。Petplanの調査によると、ペットの飼い主の5%が新しい家族を迎え入れるために有給休暇を取得していたことが分かった。

新しい"もふもふ"との生活のために、数日間の休暇をくれる企業を見ていこう。


1. マース(Mars)

パグ

SNGPhotography / Pixabay

マースは「ペット用の育休」を最初に導入した企業の1つだ。同社では新しくペットを迎え入れた従業員に10時間の有給休暇を与え、その後はオフィスにペット連れてくることができる。

2. mParticle

子犬

Andy Omvik / Unsplash

データ・プラットフォーム・プロバイダーのmParticleは、救助犬を引き取った従業員には2週間の有給休暇を付与する。イギリスのタイムズ紙によると、同社のリクルーター、ローレル・ペッピーノ(Laurel Peppino)氏は、トレーニングや散歩のための時間を提供するものだと語っている。

「わたしたちは産休や父親の育児休暇を提供していて、ペットはもうひとりの家族の一員です」とペッピーノ氏は言う。「人間じゃないからというだけで差別はしません」

3. ビットソル・ソリューションズ(BitSol Solutions)

子犬

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マンチェスターに拠点を置くテクノロジー企業のビットソル・ソリューションズは、新たにペットを迎え入れた従業員に1週間の有給休暇を与えている。Metroによると、同社のオーナー、グレッグ・ブキャナン(Greg Buchanan)氏は、「昨今、ペットは赤ちゃんのようなものだ。家に来たときに、どうしてスタッフに休暇がないんだ? 」と述べた。

4. ブリュードッグ(BrewDog)

ブリュードッグ

BrewDog beer / YouTube

スコットランドのクラフトブルワリー「ブリュードッグ」は、少し前から1週間の有給休暇を付与し始めた。同社のウェブサイトには、その理由として、彼らが本当に犬が大好きだからと書いてある。「史上最高に働きやすい会社」を目指しているからともある。

5. Nina Hale

チワワと男性

Charlie Riedel/AP

ニューヨーク・タイムズによると、ミネソタ州ミネアポリスのマーケティング会社Nina Haleは2018年からペット用の育休を与え始めた。

同社のバイス・プレジデント、アリソン・マクメニメン(Allison McMenimen)氏は、「従業員に長く勤めてもらうための福利厚生を提供しようというだけのことです」と語った。

6. Musti Group

犬

Steve Baker/Flickr

Musti Groupはノルウェー、スウェーデン、フィンランドに拠点を置くペットフード会社だ。Mercury Newsによると、同社の従業員は新しいペットを飼うと3日間の有給休暇が取得できるという。

「ペット用の育休は、我々のカルチャーが育っていく中で自然の流れだった」と、CEOのDavid Rönnberg氏は言う。「ペットを引き取るということは、大きな決断であり、日々の生活を大きく変えるもの。従業員の新しい家族の一員との最初の日々をサポートし、この貴重な瞬間をフルに楽しんでもらいたい」

7. ハーパーコリンズ(Harper Collins)

犬

Sally Anscombe/Getty Images

ハフポストによると、ペットの責任ある引き取りを推奨するインドのハーパーコリンズでは、動物を新たに引き取った従業員は5日間の有給休暇を取得できる。

「ハーパーコリンズでは同僚のワーク・ライフ・バランスを最大限実現したいと考えていて、従業員の家族への気配りもそれに含まれる」と、CEOのAnanth Padmanabhan氏は言う。「動物の子どもは(人間の子どもと同じくらい)十分な注意を必要とする。従業員には、家族を始めようと決める前に休暇が何日残っているかで心配させたくない」

ペットの忌引き休暇がある企業も……

犬

Unsplash / Dominik QN

ペットが死んでしまったとき、従業員に休暇を与える企業も増えてきている。大好きなペットを失うのは辛く、悲しいことだ。多くの企業が従業員のこうした気持ちに寄り添おうとしている

サンフランシスコのキンプトン・ホテルズ&レストランツは3日間、マースは1日以上の忌引き休暇を与えているほか、カリフォルニアに拠点を置くソフトウエア会社のVMwareやボストンに拠点を置くMaxwell Healthでも希望に応じて数日間、シアトルに拠点を置くペットの保険会社Trupanionでも1日の休暇が取得できる。カナダのShoppers Drug Martでは、家族を失った従業員に数日間の休暇を取らせていて、その中にはペットも含まれるという。

[原文:7 companies that give staff paid time off when they get a puppy]

(翻訳、編集:山口佳美)

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