時代の変化? グリーティングカードの売れ行きが低迷、売り場も5年で25%減

グリーティングカード

グリーティングカード。

AP/Tony Dejak

  • グリーティングカードは、かつてのようには売れなくなっている。一部の店は、その売り場を縮小させている。
  • CVSウォルマート(Walmart)は、グリーティングカード売り場の縮小を検討もしくは実施している。
  • 大半の小売業者とメーカーは、eカードの普及と消費者の志向の変化がその背景にあると考えている。

誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどに使われるグリーティングカードは、VHSプレーヤーやダイヤルアップ接続のインターネットと同じ道を歩もうとしている。

CVSファーマシーのプレジデント、ケビン・フーリカン(Kevin Hourican)氏は、「メールやeカードを使う人がますます増え、カードを買う人が減っている」として、グリーティングカード売り場は縮小候補の1つだとUSA Todayに語った

同社は、売れ行きの悪いグリーティングカードの売り場を縮小し、健康関連の商品を増やそうとしているのだという。

そして、こうした動きを見せているのはCVSファーマシーだけではない。

ウォルマートも一部店舗でグリーティングカード売り場を縮小しようとしているようだ。ウォルマートのアメリカ担当CEO、グレッグ・フォラン(Greg Foran)氏によると、店舗の改装に伴い、同社は一部商品の売り場を削減しているという。

「店に何を置くか、我々は今、見直しを進めている」と、フォラン氏は会見で述べた。「グリーティングカードにこれまで割いてきたのと同じだけの売り場が本当に必要だろうか? と」

不動産データ会社のCoStar Groupによると、アメリカでは2013年から2018年の間に小売店のグリーティングカード売り場の約4分の1が失われたと、USA Todayは報じている。そして、大手老舗メーカーのホールマーク(Hallmark)とアメリカン・グリーティングス(American Greetings)はここ数年、売り上げが低迷している。

だが、他の多くの小売業界のトレンドと違い、これはミレニアル世代のせいではない。

消費者は違う商品を求めているだけなのかもしれない。気取った、真面目な言葉の書かれたカードよりも、陽気で皮肉のきいたカード、もしくはもらった人が飾っておけるような贈り物のような飾り付きのものがいいのかもしれない。

カードや文具を扱うチェーン店「Paper Source」のCEO、ウィニー・パーク(Winnie Park)氏は、「実際、うちの顧客ベースの半分近くはミレニアル世代の若者で、彼らは間違いなくグリーティングカードを買っている」と、USA Todayに語った

[原文:Millennials are ditching the chain store greeting card, and stores like Walmart and CVS are considering taking shelf space away]

(翻訳、編集:山口佳美)

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