偏差値によるランク付けによる「学歴信仰」が根強い日本で、その頂点とされてきた東京大学。時代が大きく変わりつつあるなか、「中の人」たちはさまざまな悩みや危機感を抱いています。Business Insider Japanが掲載した記事の中から、等身大のリアルな東大が見える5本を選びました。
【東大入学式】上野千鶴子さん祝辞の反応は。東大女子のつらさ思い出し涙したOG
4月12日にあった東大の入学式。ジェンダー研究で知られる社会学者の上野千鶴子さんが読み上げた祝辞の内容はとても刺激的でした。異例のメッセージの内容と、それに対するさまざまな反響をまとめました。
“東大の弱さ”って何だ。東大生強制わいせつ事件小説をテーマに東大で語り合った
東大生による強制わいせつ事件に着想を得た小説『彼女は頭が悪いから』。著者の姫野カオルコさんを招いて東大で開かれたトークショーでは、会場の現役東大生らも加わって「東大ブランド」について突っ込んだ議論が交わされました。
なぜ東大は“蹴られる”のか。「国境なき大学選び」時代に東大新聞記者が抱く危機感
「蹴られる東大」。東京大学新聞の連載のタイトルです。記事は東大と海外のトップ大学どちらにも合格し、最終的に海外大を選んだ学生たちの本音に迫り大きな話題を呼びました。その中身は?
東大女子の生きづらさの正体——「勉強できる」ことが職場でイジりの対象に
いまや、あちこちのクイズ番組で見かけるようになった東大女子。20年前に比べれば、東大女子自身も「東大ですが、何か?」という肩ひじ張った様子はそれほどないように見えます。でも、いまだに東大女子だからこその生きづらさを訴える人もいます。
就職か研究か?岐路に立つエリート基礎研究者の就活事情
深刻な人材不足の一方で、日本の科学技術を支える理系の基礎研究者は就活と研究の間で苦悩しがちです。もちろん東大の研究者も例外ではありません。そんななか、現役東大生が理系人材と企業とをマッチングする就活サービスを立ち上げたエピソードもあわせて紹介します。