時計の修理をするダライ・ラマ14世。アメリカのルーズベルト大統領(当時)からもらったロレックスの腕時計を今も持っているという。
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世界の注目を浴びる政界、宗教界のトップにも、プライベートな生活がある。
ファッションからタンゴ、就寝前に飲むシャンパンまで、世界の大舞台で活躍する有名人のちょっと変わった習慣や趣味を紹介しよう。
アメリカのトランプ大統領:紙を破る
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ホワイトハウスで働いていたソロモン・ラーティ(Solomon Lartey)氏は、政権が法律を破ることにならないように、政府高官からトランプ大統領がたびたび破いて「ジグソーパズルのように」なった文書をテープで貼り合わせて、元に戻してほしいと頼まれたと、政治メディア「ポリティコ(Politico)」に語っている。
大統領記録法(The Presidential Records Act)は、任期中の全ての文書は公的な所有物であり、歴史的な記録として国立公文書記録管理局で保管・保存されなければならないと定めている。だが、ラーティ氏とその部下たちは、新聞の切り抜きやメモ、民主党のチャック・シューマー上院議員といった同僚からの手紙などが2つに破られていたり、時にはシュレッダーにかけたかのようにバラバラにされているのを目にしたと、ラーティ氏はポリティコに語った。
ロシアのプーチン大統領:ハードな朝のルーティンを持っている
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プーチン大統領の朝のルーティンは、昼近くに起床するところから始まる。
コーヒー、ジュース、オムレツ、ポリッジ、ウズラの卵などを含む朝食を取ったあと、プーチン大統領は1人で2時間ほど泳いで、ジムでニュースを見ながらウェイトリフティングをするという。
最後に冷たい水風呂と熱い風呂に入り、オーダーメイドのスーツに着替えれば、準備完了だ。
エリザベス2世:シャンパンを飲む
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93歳の女王は毎晩、就寝前にシャンパンを1杯飲むと言われている。ランチにはジンやデュボネ(Dubonnet)を好み、そのあとはワインやドライマティーニを楽しむとも報じられている。
ドイツのメルケル首相:食料品の買いだめ
ビアマグを持つドイツのメルケル首相(2017年5月28日、ミュンヘン)。
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ドイツの雑誌『SUPERillu』のインタビューで、メルケル首相は人生の前半を東ドイツで過ごした経験が大量の食料品や日用品の買いだめという自身の習慣につながったと語った。
「今でも目に入ったものはすぐ買ってしまう。それがあまり必要でないものでも」と、メルケル首相は言い、「物が不足している経済の下では、手に入るときに何でも確保しておくことが当たり前になっていて、それが習慣として深く根付いている」と語った。
インドのモディ首相:おしゃれをする
中国を訪問したインドのモディ首相(2015年5月14日)。
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モディ首相のファッションは、首相自身のツイッターに投稿されているだけでなく、世界のメディアや指導者からも注目を浴びている。おしゃれな首相の写真をデザインした「モディ・ジャケット」が作られたことも。
イスラエルのネタニヤフ首相:アイスクリームを食べる
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フランスのマクロン大統領:メイクにお金をかける
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マクロン大統領が3カ月でメイクに2万6000ユーロ(約330万円)を使ったと報じられたときには、物議をかもした。
ローマ法王フランシスコ:タンゴを踊る
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アルゼンチンの首都ブエノスアイレス出身のローマ法王フランシスコは、若い頃はタンゴを踊るのが好きだったという。
(翻訳、編集:山口佳美)