どうしてそうなった? 史上最悪の軍事作戦・軍事演習の名称

マングース

ダイナミックなマングース?

Markus Stappen/Shutterstock

別件でリサーチをしていたとき、筆者の目に2018年に実施されたNATO(北大西洋条約機構)の潜水艦演習の名称が飛び込んできた。

ダイナミック・マングース

小さな哺乳類が敵に脅威を感じさせるとは思えない。

どうしてこんな名前を付けたのか? 米軍の場合、基本的には司令部に「AAからADまで」といったアルファベットのブロックが与えられ、それに合わせて2つの単語 —— 例えば「Agile Diver」 —— を選ぶ。ルール上、「商業用トレードマーク」や「良識に反するもの」、既存の暗号と似たような単語などは使用が禁じられている。

以下、筆者の完全なる主観に基づく、史上最悪の名前が付けられた軍事オペレーションもしくは軍事演習を紹介しよう。


1. 「ボールド・アリゲーター(Bold Alligator)」

「ボールド・アリゲーター」

Pfc. Nicholas Guevara/US Marine Corps

ワニは変温動物で、大半の時間を非常におとなしく過ごしている。

「ボールド・アリゲーター」は2012年、アメリカ東海岸で実施された大規模揚陸演習。

2. 「ブラック・フェレット(Black Ferret)」

「ブラック・フェレット(黒いフェレット)」作戦

Lenny Ignelzi/AP

フェレットはペットにいい。

「ブラック・フェレット」はベトナムで実施された軍事オペレーション。

3. 「マーメイド・ドーン(Mermaid Dawn)」

「マーメイド・ドーン(人魚の夜明け)」作戦

Weeki Wachee Springs State Park

フェレットも怖くないが、人魚も怖くない。

「マーメイド・ドーン」は2011年、リビアで実施された軍事オペレーション。

4. 「フリー・フリッカー(Flea Flicker)」

「フリー・フリッカー(ノミのちらつき)」作戦

US Army

ノミ、かゆくない?

「フリー・フリッカー」は2005年、イラクで実施された軍事オペレーション。

5. 「ケイジャン・マウストラップ3号(Cajun Mousetrap III)」

「ケイジャン・マウストラップ3号」

Mike Groll/AP

ケイジャンのネズミ捕り? 3度目のネズミ捕り?

「ケイジャン・マウストラップ3号」は2004年、イラクで実施された夜間の軍事オペレーション。

6. 「ステッドファスト・ジャズ(Steadfast Jazz)」

ステッドファスト・ジャズ

Airman 1st Class Jalene Brooks/US Air Force

絶対に演奏を止めないジャズ集団?

「ステッドファスト・ジャズ」は2013年、ポーランドやリトアニアで約6000人が参加した、NATO加盟国を中心とした合同演習。

7. 「ダイナミック・マングース(Dynamic Mongoose)」

ダイナミック・マングース

Mass Communication Specialist 2nd Class Amanda S. Kitchner/US Navy

ちなみに、NATOは「ダイナミック・マンタ( Dynamic Manta )」という演習をやったこともある。

8. 「セラピスト(Therapist)」

セラピスト

Dmytro Zinkevych/Shutterstock

どういう気持ちになればいいのか?

「セラピスト」は2005年にイラクで実施された軍事オペレーション。

[原文:8 of the all-time worst named military missions and war games in history]

(翻訳、編集:山口佳美)

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