ホンダジェット、2億3000万ドルの工場に潜入！

2018年2月はじめ、我々はホンダジェットの本社を訪問した。幸いにも、この日はいつもにも増してとても穏やかな日だった。到着してすぐ、我々はここがホンダの他の施設とは違うことに気づいた。

広さ133エーカー（約54万平方メートル）の広大な本社キャンパスにホンダは2億3000万ドル（約250億円）を投じた。

グリーンズボロの中心地から北西に数マイル、ピードモント・トライアド国際空港（Piedmont Triad International Airport）に隣接している。

エプロンで我々を待っていたのは新型ホンダジェット エリート。今回の訪問のメイン。

スタイリッシュなデザイン、革新的な技術、そして快適な乗り心地に我々は感動した。

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テストフライトに続いて、1500人が働く本社キャンパスを見学。

メインの本社ビルの中には、ホンダジェットの実物大模型と同社の代表的な製品、例えばオートバイのゴールド ウイングや、

NSXが展示されていた。

本社キャンパスの模型もあった。

次に、メイン組立工場へ。

安全ゴーグルを着用。

ここでホンダジェットが組み立てられている。

組立工程はカーボン複合材の胴体からスタート。

胴体のサプライヤーは、GKNエアロスペース（GKN Aerospace）。

次に、主翼、垂直尾翼、着陸装置の取り付け。

そして、GE Honda エアロ エンジンズ社製の新型ターボファンエンジンHF120が主翼の上にあるパイロンに取り付けられる。エンジンは近隣のノースカロライナ州バーリントンで作られている。

機体内部の作業も進行。

壁沿いに、さまざまな工程の機体が並んでいる。

すべての機体が細心の注意を払って人の手で組み立てられる。

製造ラインの終わりには、ほぼ完成した機体。

メイン組立工場を出た後、機体は塗装され、特注の内装を取り付ける。

完成した機体はホンダジェットのデリバリーセンターで顧客にその姿を披露。

デリバリーセンターにはラグジュアリーな受付があり、顧客が購入したホンダジェットをさまざまな角度から見ることができるターンテーブルまである。