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斬新なアイデアを生み出すための3つの秘訣 —— 参加型イベント「KPMG Japan Talks」で学ぶ問題解決入門

佐渡氏

KPMGコンサルティング 執行役員パートナー 経営企画・グローバルストラテジーグループ担当の佐渡誠氏。

Bリーグのあるチームに対して利益拡大に向けた戦略を提案せよ——。そんな課題に対して、集まった若手ビジネスパーソンたちが5〜6人のグループに分かれ、さまざまな意見を出し合う。グループのメンバーは電機メーカー、商社、旅行会社、IT、ネット通販……とバラバラ、みな初対面だ。どのような斬新なアイデアが生まれるのだろうか。

これは、監査、税務、アドバイザリーの3分野にわたる多様なプロフェッショナルファームを擁するKPMGジャパンが主催する、若手ビジネスパーソンを対象にした“参加型”トークセッションプログラム「KPMG Japan Talks」のワークショップ。このプログラムは、第一線で活躍する若手ビジネスパーソンが問題意識を持ち、リーダーシップを発揮する人材の育成を目的に、各業界のフロントランナーを招き、登壇者と参加者が直接ディスカッションできる場づくりを行っている。

■「KPMG Japan Talks」の取り組みについてはこちらから

第一線のコンサルタントが実践する「ゴール仮説」とは

2019年4月16日、第4回「KPMG Japan Talks」として、KPMGコンサルティング 執行役員 パートナーの佐渡誠氏をスピーカーとし、「『ゴール仮説』から始める問題解決入門」と題した経営コンサルティング業務を体験するワークショップがKPMGイグニション東京(東京・大手町)で行われた。

現在、リーダーには「三重苦」が重くのしかかっていると佐渡氏は語る。働き方改革によって労働者数も労働時間も減少(1つ目)。リーダーは、在宅勤務や多国籍といった多様なチームメンバーをまとめ、成果を上げなければならない(2つ目)。しかも、テクノロジーの進化により課題は複雑化。かつて半年かかった課題も1カ月ほどで解決するよう求められるなど、マーケット進化は加速している(3つ目)。こうした状況のなか、どのように企業の価値を高めていくべきか。

新しくて、実現性もあるアイデアとは?

会場の様子

KPMGのコンサルタントも加わり、参加者の間で積極的な議論が進められた。

1)短時間で確実なアウトプットを出すには?→「ゴール仮説」をつくる

佐渡氏が提唱するのは、今回の主題である「ゴール仮説」だ。「ゴール仮説」とは、問題に直面した際に、「この問いに対する答えはこうだと思う」「これが解決手段だと思う」と「ゴールイメージ」を早期に構築し、それをもとにディレクションして進めること。時間の制約があるなか、スピーディにアウトプットを生み出すための手法である。

2)誰も思いつかないアイデアを生むには?→「枠組み」を使って思考を広げる

ただし、ゴール仮説には論拠がなくてはならない。

「単なるインスピレーションだけでは“思い込み”“決め打ち”になってしまう。なぜそう考えたのか論拠の枠組みをもって説明できなければならない。『この論理においてゴールはこうなるはず』と、論理の構造にひもづけられるかどうか。コンサルタントがコンサルティング業務を続けていけるのはこの解決手法が身についているから」(佐渡氏)

ポイントは、思考を狭めるような小さな枠組みではなく、大きく高く広がりのある枠組みをつくるよう心がけること。大きな枠組みを持つことで、納得感のある網羅性や因果関係を整理して組み立てることができ、見えていなかったアイデアが浮かび上がるという。

3)アイデアで人を説得するには?→“筋のよさ”を意識する

「単なるインスピレーションだけでは不十分」とはいえ、誰でも考えつくような月並みな仮説では意味がない。より新規性のある仮説を生み出すには、“筋のよさ”に着目すべきだと佐渡氏は説く。

「筋のよい仮説とは、新規性があり実現性も認められる仮説のこと。実現性は高いが新規性がない仮説はすでに誰かが考えている可能性が高く、変革を起こさない。新規性はあるが実現性が低い仮説は、非現実的。実現性は個人の知識量や視座に大きく依存する。例えば、テクノロジーによって実現可能なことも、その知識がなければ『できない』と思ってしまう」

新規性、先進性がありかつ実現性もあるアイデアを生み出すには「鍛錬」だという。

既存のビジネスの中には答えはない

グループワークの風景

グループワークは2つ。1つ目のテーマは「コンサルタントに必要な能力とは」。初対面のメンバーながらチームビルディングを進めつつ、真剣に取り組む姿が。

ゴール仮説の基礎を学んだところで、参加者に実践編として課題が出された。それが冒頭の「Bリーグ・某チームの利益拡大に向けた戦略策定」である。基礎知識としてスポーツビジネスの収益の流れについて簡単な説明があり、それぞれのグループにKPMGのコンサルタントも加わって30分間のディスカッションが行われた。第一線で活躍しているコンサルタントの意見、アドバイスが直接聞けるのは貴重な機会だ。

プレゼンをする佐渡氏

冒頭に佐渡氏からプレゼンがあった。

ディスカッションの後、全6チームがそれぞれ3分間でプレゼン。

「婚活パーティに組み込んで観客数アップ」「チケットを企業の福利厚生に入れ込む」「子ども向けグッズを販売する」……などさまざまな提案があった。

1位を獲得したチームのアイデアは「認知の向上を目指すこと。それにはまず、ターゲットを年齢/バスケットボールへの関心といった2軸で整理した。コストをかけずにチームの認知を上げるため、年配向けに健康イベント、若者向けにはマンガやアニメとのコラボ、YouTubeの活用を行う」というもの。

佐渡氏は、「既存の収益の枠組みを超え、Bリーグのファンではない層からの収益という高い視座で考えていた。枠組みも筋のよさもいい。とてもおもしろかった」と高く評価した。

プレゼン

最後は会場を移し、各グループ3分で6グループが発表。

優勝チームのプレゼン

この日の優勝チームは「チーム3」。用いた枠組みと、筋の良さが評価のポイントだった。

「チケットや物品の販売を増やすなど、既存のお金の流れから収益を上げていくという発想をしたチームが多かった。それは間違いではないが、おそらく誰でも考えつくこと。考えて考えて行き詰まっているから、コンサルタントに相談するんです。既存のビジネスの中に斬新な答えはあまりない。今この場で生まれているビジネスだけではなく大きな広がりで新しいビジネスはないかと考え、議論するとおもしろいアイデアが出る」(佐渡氏)

言われてみるとその通りだが、それを実際のビジネスにおいて実践するのは難しい。やはり日頃からものの見方、考え方を変えること、そして経験が欠かせないだろう。

「テクノロジーの進化がめざましくその変化を追うことばかりに目を向けがちだが、それだけでは企業を進化させていくリーダーは生まれない。企業が行うべきことを高い視座を持って考えるには、思考力を鍛えることが必要」と佐渡氏は締めくくった。

社員と交流する様子

最後は参加者全員での懇親会。ビールやワイン、美味しい食事を片手に、話が盛り上がる。KPMGのコンサルタントも参加し、経営コンサルティングの実務について理解も深まった。

参加者たちは「コンサルタントの物の見方で議論することで視野が広がった」「さまざまな知見を集約してまとめるいい経験をさせてもらった」「今の仕事に活かせそうだ」と、一様にそれぞれ達成感と気づきを得た様子。グローバルに活躍するコンサルタントの頭の中を覗くような、刺激的な経験となったようだ。

イグニション東京

東京・大手町にあるKPMGイグニション東京でこのワークショップは行われた。

KPMG Japan Talksは、各業界のフロントランナーを招き、毎回少しずつテーマやコンセプトを変え、次世代のリーダーが、大きな気づきや刺激を得られるような場を定期的に提供していく。今後の展開にぜひ注目したい。

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