Kostelecké uzeniny
Business Insiderでは、史上最も最悪な企業ロゴをまとめた。
微妙なデザインは、さまざまな国、さまざまな業界にある。見てみよう。
物議をかもした大会
The London 2012 Olympics
これは2012年、3度目の夏季オリンピックを開催したロンドンの40万ポンド(約5700万円)のロゴだ。発表されたとき、人々はがっかりした。
このジグザグのデザインはすぐに、カギ十字のように見えるとの批判にさらされた。イランはロゴが「Zion(シオン:ユダヤ教の聖地)」に見えるとして、オリンピックをボイコットする考えを示唆した。
他にも、アメリカのテレビアニメ「ザ・シンプソンズ」のように見えるとの声もあった。
ロゴは物議をかもしたが、オリンピック自体は無事に開催された。
バルーンアート? ソーセージ?
Kostelecke Uzeniny
大手ソーセージ製造会社のCzechiaは、1917年創業。まるでソーセージを食べたことがない人のようなロゴだ。
「地球をカバー」
塗料メーカーのシャーウィン・ウィリアムズ(Sherwin Williams)の不吉なロゴは、1906年以来、血のように赤い塗料で世界を包んでいる。最も不気味な方法で「地球をカバー」している。
メープルシロップをアピールするはずが……
srwild.com
バーモント州のメープルシロップをアピールするこのロゴ。バーモント州の形が男性の下半身のようで、まるでバケツに用を足している人?
ディテールはどこへ?
ディテール・ドクター(Detail Doctor)。
あえてディテール抜きのシンプルなロゴ? これがビジネス戦略としてどれほど効果的かは分からないが、ロゴ作りの費用を抑えられた分、おそらく他の部分に資金が使えただろう。
シアトルズベストコーヒー(Seattle's Best Coffee)
Adweek
スターバックスの子会社「シアトルズベストコーヒー」が2010年に刷新したロゴは、ファンを怒らせた。ブランドを棄損するものだという声や、新たなデザインは舌を出した笑顔に見えるという声もあった。いずれにせよ、良い評価ではない。
ギャップ(Gap)
Vanity Fair
2010年の企業ロゴの変更は、ギャップにとって厳しい試練となった。
新しいデザインは受け入れられず、結局、発表から1週間も経たないうちにもとのロゴに戻すことに。
キッズエクスチェンジ(Kidsexchange)
Fastpoint
こちらも、発表前にきちんとチェックし損なったケースの良い例だ。「Kids Exchange」は悪くないかもしれないが、「Kidsexchange」とつなげると……いまいち。
キャッツ・ウェア(Cats wear)
Demilked
メイン州を拠点とする婦人服を扱うこの小売業者は、良いロゴだと思ったかもしれないが、ネコのおしりが丸見えというのは魅力的なのだろうか?