2020年、パナソニックはテスラに十分なバッテリーを供給できない?

テスラのイーロン・マスクCEO

テスラのイーロン・マスクCEO。

Joe Skipper / Reuters

  • パナソニックの津賀一宏CEOは、同社は2020年、テスラのために十分な量のバッテリーを作ることができないかもしれないと語った。ブルームバーグが伝えた
  • テスラが2020年にモデルYの販売を開始し、事業を拡大すれば、バッテリーは不足すると5月9日、津賀CEOは述べた。同社にとって、テスラとの協議は1つの課題となっている。
  • テスラ2020年末頃にSUV「モデルY」の生産を開始する。上海に建設中の工場では、複数のバッテリーメーカーから供給を受ける計画。
  • テスラのイーロン・マスクCEOは2019年4月、パナソニックのバッテリー供給量がモデル3の生産に影響したとツイートした。

パナソニックの津賀一宏CEOは、同社は2020年、テスラのために十分な量のバッテリーを作ることができないかもしれないと語った。ブルームバーグが伝えた。

同紙によると、津賀CEOは、追加投資を決定する前に、2019年はバッテリーの生産を増やす予定と述べた。

テスラが2020年にモデルYの販売を開始し、事業を拡大すれば、バッテリーは不足すると5月9日、津賀CEOは述べた。同社にとって、テスラとの協議は1つの課題となっている。

テスラは2020年末頃にSUV「モデルY」の生産を開始する。上海に建設中の工場では、複数のバッテリーメーカーから供給を受ける計画。同社はモデル3、およびパワーウォールなどのバッテリー製品の生産拡大も予定している。

我々はパナソニックとテスラにコメントを求めたが、返答はまだない。

テスラのイーロン・マスクCEOは2019年4月、パナソニックのバッテリー供給量がモデル3の生産に影響したとツイートした。

「ギガファクトリーのパナソニックのバッテリー生産ラインは、年間にわずか24ギガワット時に過ぎず、7月以降、モデル3の生産が滞る要因となった」とマスクCEOは述べた。

「既存のラインが理論上の生産量の年間35ギガワット時に近づくまで、テスラは生産拡大のために追加投資を行うことはない」

マスクCEOのツイートは、ブルームバーグのトム・ランドール氏のツイートに応えたもの。ランドール氏は、パナソニックは2019年3月に年間35ギガワット時のバッテリー生産能力に達し、テスラ車の需要を注視しつつ、ネバダ州にあるテスラのギガファクトリーへの新規投資を見送っていたというレポートを引用した(テスラは、両社はまだギガファクトリーへの投資を続けているが、既存設備の効率向上にも力を入れていると述べていた)。

マスクCEOは、パナソニックが述べた35ギガワット時の年間生産能力は「理論値」であり、実際の生産能力はその2/3と述べた。

「年間35ギガワット時は『理論的な生産能力』、実際の最高値はその2/3。バッテリーの制約のため、第1四半期により多くのモデル3を作ることは物理的に不可能だった」とマスクCEOは語った。

[原文:Panasonic's CEO said the company may not make enough batteries for Tesla next year

(翻訳:Toshihiko Inoue、編集:増田隆幸)

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