ウーバーのドライバー。
AP Photo/Mary Altaffer
- 米配車大手ウーバー(Uber)は、運転手と極力会話したくない客向けに、新たに「クワイエット・モード」を導入する。
- このオプションは、同社のプレミアムサービス「ウーバー・ブラック」もしくは「ウーバー・ブラック SUV」を選んだユーザーが利用できる。オプションは5月15日(現地時間)から使えるという。
- ユーザーは他にも、車中の温度指定やラゲージサービスなど、いくつかの追加オプションを利用することができる。
- これは、ウーバーが料金の高いプレミアムサービスに顧客を取り戻そうとする取り組みの一環だ。
ウーバーは、同社のプレミアムサービス「ウーバー・ブラック」もしくは「ウーバー・ブラック」を選んだユーザーに、いくつかの追加オプションを提供する。
運転手と極力会話したくない/自分たちの会話に入ってきてもらいたくないユーザーは「クワイエット・モード」を選ぶことができ、車中の温度指定やラゲージサービスの利用なども可能になる。
ほかにも、ユーザーは専用のカスタマーサービス回線や、ウーバーが「プロフェッショナリズム」「一貫した品質」と呼ぶものにアクセスすることができる —— つまり、商用運転免許証を持つドライバーが、高級な自動車サービスを使うときにユーザーが期待するような車に乗って現れるということだ。
ウーバーのシニア・プロダクト・マネジャー、Aydin Ghajar氏は5月14日のプレスリリースの中で、同社はウーバー・ブラックやウーバー・ブラック SUVを選ぶユーザーが「毎回、乗るたびに一貫した、質の高い体験を求めている」ことを理解していると述べた。
「これから導入されるものも含め、これらの新たなサービスによって、我々の乗客がどこへ向かうにせよ、リラックスし、リフレッシュした状態で目的地に到着できるようにしたい」とGhajar氏はいう。
新たなオプションは5月15日から利用できる。これは、同社が料金の高いプレミアムサービスに顧客を取り戻そうとする取り組みの一環だ。
(翻訳、編集:山口佳美)