バーガーキングのインポッシブル・バーガー、準備は整った。
Kate Taylor/Business Insider
- バーガーキングは、2019年末までに全米各地で植物由来の人工肉バーガー「インポッシブル・ワッパー」を販売する。
- バーガーキングの幹部は、インポッシブル・ワッパーとオリジナルのワッパーを区別することはほとんど不可能と語った。
- 我々はインポッシブル・ワッパーとオリジナルのワッパーの両方を試食した ── 違いは明らかだった。
- しかし、それはバーガーキングにとって必ずしも悪いニュースではない。インポッシブル・ワッパーは質の高いバーガーだ。
バーガーキング(Burger King)のインポッシブル・ワッパー(Impossible Whopper)がアメリカを制覇しようとしている。だが、本当の肉との戦いを勝ち抜くことができるだろうか?
4月、バーガーキングはセントルイスでのテストの後、植物由来の人工肉を使ったインポッシブル・ワッパーを全米展開する計画を発表した。
5月15日(現地時間)、バーガーキングの親会社、レストラン・ブランズ・インターナショナル(Restaurant Brands International)のホセ・シル(José Cil)CEOは、テストでは予想を超えて、すぐに肯定的な反応が得られ、新規顧客も常連客もインポッシブル・ワッパーを注文したとBusiness Insiderに語った。
「短期的な業績向上が目的ではない。長期的な売り上げを構築することができる新しいカテゴリーと考えている。植物由来の人工肉バーガーなどの新しいメニューは、長期的に当社の事業を支えていく」とシルCEOは語った。
4月、シルCEOは「インポッシブル・ワッパーとオリジナルのワッパーを区別することは本当に難しい」と投資家に語った。
バーガーキングはこの新メニューで常連客と肉好きを引き込みたいと考えている。インポッシブル・ワッパーとオリジナルのワッパーにほとんど違いがないとすれば、それは大きなセールスポイントになる。
Business Insiderはニューヨークで行われた同社の投資家向けイベントでシルCEOの言葉を確かめることにした。イベントでインポッシブル・ワッパーとオリジナルの両方を試食し、比べてみた。
バーガーキング好きなら、一見しただけで、インポッシブル・ワッパーとオリジナルのワッパーの違いが分かるだろう。
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比べると、オリジナルのパティはしっとりしていて、不均一。一方、インポッシブル・ワッパーは滑らかで均一なことがよく分かる。これは植物由来の人工肉ハンバーガーの特徴。
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だが、サイズとトッピングはほとんど同じ。最初にパティの中を見ずに食べ始めたとしたら、違いに気づかなかったかもしれない。
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インポッシブル・ワッパーを試食する前に、オリジナルを食べてみた方がいいと判断した。
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バーガーキングのワッパーはファーストフード業界の象徴、幅広で平らなパティは炭火焼きされ、他のチェーンのバーガーと一線を画している。
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パティには少ししっとりしたうま味があり、ピクルスとタマネギがそれを引き立てる。
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ワッパーの肉の後味は、タマネギの辛味と合わさって、食べ終わった後もしばらく続く。
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ワッパーの味をしっかりと再確認してから、インポッシブル・ワッパーの試食に向かった。
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インポッシブル・ワッパーが植物由来の人工肉バーガーと知らなければ、最初の一口では、そうは思わなかっただろう。「本物」のバーガーのような味がした。
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インポッシブル・ワッパーは、パティについたグリルの跡に至るまで、ワッパーを真似ている。
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しかし、インポッシブル・ワッパーと本物の肉には明らかに違いがあった。
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インポッシブル・ワッパーは、オリジナルのしっとりした肉質と比べると、ナッツのような風味があった。
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食感は、オリジナルのワッパーは塊感があって、噛みごたえがある。インポッシブル・ワッパーのパティは、肉ベースのバーガーでは再現することは難しい、シャープな食感があった。
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オリジナルのワッパーの風味はまた、インポッシブル・ワッパーよりもシンプルに強い。
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牛肉のパティは後味が長く残るが、植物由来の人工肉のパティはトッピングと混ざり合った。
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だがその違いは、インポッシブル・ワッパーのおいしさを否定するものではない。確かにオリジナルのワッパーとは違う ── だが負けてはいない。
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インポッシブル・ワッパーは、肉を使ったバーガーを食べた経験を印象的に再現する繊細な風味を持っている。そして、他の多くのファストフードのバーガーよりも胃への負担が少ないように感じた。
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実際、私はそれぞれ半分に切られた2つのバーガーのうち、1つは完食した。残したのはオリジナルのワッパー。
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ワッパーが大好きな人はオリジナルにこだわるかもしれない。だが環境に優しいメニューを熱望している人には、インポッシブル・ワッパーは確実な選択肢。
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ワッパーが大好きという人でなければ、植物由来の人工肉バーガーが好きになるだろう。
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(翻訳:Toshihiko Inoue、編集:増田隆幸)