世界経済の先行きに暗雲が垂れ込めるなか、上場企業の決算発表が相次ぎました。強まる逆風のなか、各社はどんな戦略を打ち出していくのでしょうか?Business Insider Japanが掲載した記事の中から、注目企業の「次の一手」が見えてくる5本を選びました。
ぐるなび「最終利益8割減」決算の衝撃。再起のカギはパートナーの“楽天”か
飲食店情報サイトの草分け的存在の「ぐるなび」が正念場を迎えています。2017年3月期には過去最高益を更新し、順調な成長を続けていたと思われていたのに、なぜわずか2年でここまでの苦境に立つことになったのでしょうか?
ライザップ決算、193億円の赤字。膨れ上がったグループ企業の”ダイエット”は最小限にとどまる
個別指導のトレーニングジムなどを展開するRIZAP(ライザップ)グループの2019年3月期決算は、純損益が大幅な赤字に。今期は営業利益の黒字化を見込んでいますが、この1年は「改革」の真価が問われることになりそうです。
ミクシィ決算、モンスト頼みに苦しみ3年連続の減収減益。2019年度は「営業利益9割減」も覚悟のシナリオ
人気のスマホゲーム「モンスターストライク」で知られるミクシィも苦戦。モンストに続く次の「成長の柱」に見込むのは?
利益は驚異の2兆円超。ソフトバンクグループの決算に孫正義氏「どうでもいい数字」── ヤフー子会社化の真意も語る
ソフトバンクグループの決算説明会は、いつものように会長兼社長の孫正義氏による「独演会」に。ただ、今回はちょっと雰囲気が違ったようです。何が語られたのでしょうか?
ソニー、通期決算で絶好調を維持。大きな変化は2020年以降か
好決算だったソニー。背景にあるのは、PlayStation 4(PS4)をはじめとしたコンテンツ事業、そしてイメージセンサーの好調ぶりでした。逆にいえば、ソニーの今後は、これらの事業にかかっていることが、改めて浮き彫りとなりました。