壇上に並んだ同社幹部の前で語るファーウェイの胡輪番会長。
AP/Kin Cheung
- ファーウェイは、アメリカ製製品の使用が禁止された場合にグーグルのAndroidやマイクロソフトのWindowsを代替する独自OSを開発していることを認めた。ドイツのニュースサイトDie Weltが伝えた。
- ファーウェイが最近、アメリカ政府を相手に訴訟を起こしたことで、ファーウェイ製品の販売が禁止される可能性が高まっている。
- 「我々は独自のOSを準備している。これらのシステムが使えなくなった時に備えている」と同社幹部のリチャード・ユー(Richard Yu)氏は述べた。
- ファーウェイは現在、スマートフォンにはアンドロイドOS、ノートPCやタブレットにはウィンドウズを使用している。
更新:この記事は2019年3月に公開した記事。トランプ大統領の大統領令を受けてグーグルはファーウェイとの関係を断った。
ファーウェイは、アメリカ製製品の使用が禁止された場合にグーグルのアンドロイドやマイクロソフトのウィンドウズを代替する独自OSを開発していることを認めた。ドイツの新聞Die Weltが報じた。
ファーウェイが最近、アメリカ政府を相手に訴訟を起こしたことで、ファーウェイ製品の販売が禁止される可能性が高まっている。
「我々は独自のOSを準備している。これらのシステムが使えなくなった時に備えている」と同社幹部のリチャード・ユー(Richard Yu)氏は述べた。
ファーウェイの広報担当者にコメントを求めたが、回答は得られなかった。
ファーウェイは、セキュリティ上の懸念を理由に同社の通信機器の使用を連邦政府職員に許可しなかったとしてアメリカ政府を訴えている。同社は、アメリカ政府はセキュリティに関する主張を立証する証拠を提供しておらず、アメリカ政府は憲法に違反していると述べた。
(翻訳、編集:増田隆幸)