セブンイレブンは7月1日から独自のバーコード決済「7pay」の提供を開始する。これに合わせて、PayPay、LINE Pay、メルペイ、アリペイ、WeChat Payの、国内外でサービス展開する5種類のバーコード決済にも対応開始したと発表した。
複数の業界関係者によると、セブンイレブン側が7payの提供に合わせて他社のバーコード決済への対応を進める意向があり、さまざまな取り組みのなかでこの5社のバーコード決済への対応が決まった。
セブンイレブン広報によると、他社の決済サービスにも対応した背景として、来店者の利便性に配慮するためという理由を挙げる。7payは設計の段階から他社の決済サービスも組み込めるようなつくりにしており、今回、対応先として5社と話がまとまった形だ。
なお、7payについては、当初はセブンイレブンアプリ内から登録してQR/バーコード決済ができる仕組みをとる。単体の7payアプリは10月を目処に配信開始の予定。またこれに合わせてセブンイレブン以外でも7pay決済が使えるよう、調整を進めているという。
国内企業として対応する3社のリリースは以下のとおり。
LINE Payのプレスリリースより。
(文・伊藤有)